先日買い取りました2ストジムニー(SJ30V)の仕上げをしています。
なにせほとんど鉄板がむき出しの造りなのですから掃除をするのも簡単で
拭き掃除が主体になります。
昨今の内装のモコモコしたマットの掃除機掛けの大変さを
改めて知ることになります。
それにしてもこのSJ30の程度の良さは何なんでしょうか
ボディ自体には若干凹みがありますが
これは直そうと思えば僅かな金額で直せます。
なんと言っても厄介なのはサビ、クサレで
このジムニーのそれの少なさは特筆もので、
普通のジムニーを見慣れている者には
5~6年落ちの中古車に見えてしまうでしょう。
(大げさ?)
特に下回りが綺麗なこと
運転席下方からフレーム見る
左リアフェンダー内側後方を見る
前オーナーさんの話では奈良県の方の役場で使っていたらしい、との話でしたが
よ~く見るとドアに「川西市」の看板跡がうっすらと見て取れます。
偶然、さっきのニュースの火事の話題で「兵庫県川西市」と
流れていましたがもしかしたらそこの市役所の公用車だったのかもしれません。
パピオンで調べると
奈良県には「川西町」はありますが「川西市」はありませんので
たぶんこの伊丹市の北隣の「兵庫県川西市」なのでしょう。
ニュースで流れたこともあまりに偶然なので
“虫の知らせ(こんな時にも使ってよいのかなぁ)”と思うことにします。
めぐり巡って当店から
いずれヤフオクで次はどこかの町に行くのでしょうが
そこが24年前生産のこのSJ30にとっての
“終の住処”になるのかもしれません