いつもゴールデンウィーク明けに休暇を取っていましたが、休んでも行くところがない状況でしたので、今年の夏休みはなしにするかもしれないと思っています。
今年になってから、自粛というつもりはなかったけれど、気が付いたら兵庫県から1歩も外に出ていないかった。
多くの人がきっと同じように思っていると感じるけれど、もういい加減いいやろうという思いに突き動かされるように、旅行の予約をしました。
9月過ぎてから一気に人が動き始めたことを感じていました。
日本人は国に従順で、国に言われたから家にじっとしていたわけではなく、自分たちで様子を見て、今動き始めたのだと思います。
Go Toはたまたまタイミングが合ったからだ。
たしかに専門家の言う通り、家でじっとしていたら風邪もひかないだろう。
でも全てを止めている間に、誰かに日本の全てを持って行かれるような焦りも感じ、私たちは動き始めたのだ。
箱根に行ってきました。
関西から箱根に行くのは、何か変な感じがするけれど、関西の温泉地とは違う規模の大きさを、近隣の施設が一体となった観光地箱根に感じました。
一番の目的は、何度もスイッチバックする登山電車やロープウェーに乗ってみたかったということだけど。
それほど色々周ったわけでもないのに、2泊3日しましたのでゆっくりすることができて、いい気分転換をすることができた。
どこに行っても、時計を見て、いつもならこの時間は何をしているとか、仕事の時間を考えてしまいます。
でも店から離れて、自分の店や仕事について考えることは必要なことだと思うと、休暇が仕事にとっても有意義なことだと思える。
平日が休みなので、今までの休みも東京以外では人が多いと思うことはありませんでした。
きっと箱根も空いているだろうと思っていましたが、その人の多さにショックを受けました。
ショックを受けたのは、人が多くて何でも並ばないといけないというようなことではなく、関西の観光地とあまりにも人出に違いがあったからです。それともGoToの恩恵で関西の観光地にも今まで以上の人が来ているのだろうか。
私たちの若い頃のバブル期には、どんな田舎の観光地にも人が来ていて、どこもにぎわっていました。
でも長くそんな光景は見ていない。
でもたくさんの人が来ている観光地を見るのは、皆が幸せそうに見えて、嬉しくなります。
そう言うと、妻は面白がって何様の立場?と笑うけれど、別に神様でもなんでもなくて、一市民として心からそう思っていて、その幸せそうな風景と自分たちの仕事が直結していると思うから、嬉しくなるのだと思います。