
ほぼ日手帳に書き込むための万年筆として様々なものを検討しました。
私のその万年筆の使い方は、その場ですぐに書き込むのではなく、書き込む内容などをメモ帳などに書き込んでおいて、家に帰ってから、その日1日を振り返りながら書き込んでいくという使い方なので、多くの方がイメージされた手帳用の万年筆とは少し違っていたようでした。
食事も風呂も済ました寝るまでの時間、ダイニングテーブルで(私には自分用の机がありません)勉強している息子と向かい合って手帳を書き込んでいます。
椅子に座った落ち着いた状態で使うことが前提になっていますので、ペンホルダーに入るようなあまり細いボディである必要はなく、持ちやすい大型のボディで、細い線の書けるインク出が程よく抑えられたペン先の万年筆です。
細い線を描く書くことができるのは、海外のものよりも国産のものの方が得意で、例えば海外のものの極細でも国産では中字くらいの太さということもよくあります。
そういったことを考えながら、自分の好みに合うものを選びましたが、カタログを見たり、インターネットで調べたりすることは本当に楽しいものでした。
今年1年仕事をして、もっと1日1日を大切にしたいと考えて選んだ、ほぼ日手帳を書き込むのは趣味と言ってもいいのではないかと思えるほど楽しい作業になっています。
そんな私が手帳をより楽しく書き込むために選んだペンは、パイロットシルバーンです。
スターリングシルバーのボディがくすんで黒く酸化してきたらいい味が出るだろうと思い、つむぎ柄を選びました。
実は私はこのようなペン先と首軸一体型で、しかも大きなペン先の万年筆が好きで、古臭いスタイルも好きでした。
キャップの尻軸への入りの深さはバランスの良さにつながり、ボディに密着したペン先は安定したインク出を約束しますので、その実用性はよく分かっていましたが、脚光が当たらない、地味な存在のペンで、それも心惹かれた理由でした。
パイロットに在庫を問い合わせたところ、「それほど動く商品ではないので、在庫は潤沢にある」という返事に笑ってしまいました。
そんな手続きを踏んで、私の元にやってきたシルバーンの細字を使ってみて感じたのは、ペン先の柔らかさでした。
細字をさらに研ぎ出していますので、紙への抵抗が強くなってしまいます。
しかし、シルバーンのペン先は柔らかくしなってくれますので、その抵抗を感じさせずに、気持ちよく細い字を書かせてくれます。
ボディの大きさもとても持ちやすく、両エンドがかなり絞り込まれていますのでコンパクトな印象がありますが、実際に比べてみますと、モンブラン146と同じくらいの大きさでした。
昨年、私のPen of The Yearということで、デザインが好きでいつか欲しいと思っていたファーバーカステルエボニーの万年筆を独立の記念に選びました。
今年の私のPen of The Yearは、より地に足がついて、自分らしさを取り戻すことができた2008年のしるしになると思ったパイロットシルバーンです。
私のその万年筆の使い方は、その場ですぐに書き込むのではなく、書き込む内容などをメモ帳などに書き込んでおいて、家に帰ってから、その日1日を振り返りながら書き込んでいくという使い方なので、多くの方がイメージされた手帳用の万年筆とは少し違っていたようでした。
食事も風呂も済ました寝るまでの時間、ダイニングテーブルで(私には自分用の机がありません)勉強している息子と向かい合って手帳を書き込んでいます。
椅子に座った落ち着いた状態で使うことが前提になっていますので、ペンホルダーに入るようなあまり細いボディである必要はなく、持ちやすい大型のボディで、細い線の書けるインク出が程よく抑えられたペン先の万年筆です。
細い線を描く書くことができるのは、海外のものよりも国産のものの方が得意で、例えば海外のものの極細でも国産では中字くらいの太さということもよくあります。
そういったことを考えながら、自分の好みに合うものを選びましたが、カタログを見たり、インターネットで調べたりすることは本当に楽しいものでした。
今年1年仕事をして、もっと1日1日を大切にしたいと考えて選んだ、ほぼ日手帳を書き込むのは趣味と言ってもいいのではないかと思えるほど楽しい作業になっています。
そんな私が手帳をより楽しく書き込むために選んだペンは、パイロットシルバーンです。
スターリングシルバーのボディがくすんで黒く酸化してきたらいい味が出るだろうと思い、つむぎ柄を選びました。
実は私はこのようなペン先と首軸一体型で、しかも大きなペン先の万年筆が好きで、古臭いスタイルも好きでした。
キャップの尻軸への入りの深さはバランスの良さにつながり、ボディに密着したペン先は安定したインク出を約束しますので、その実用性はよく分かっていましたが、脚光が当たらない、地味な存在のペンで、それも心惹かれた理由でした。
パイロットに在庫を問い合わせたところ、「それほど動く商品ではないので、在庫は潤沢にある」という返事に笑ってしまいました。
そんな手続きを踏んで、私の元にやってきたシルバーンの細字を使ってみて感じたのは、ペン先の柔らかさでした。
細字をさらに研ぎ出していますので、紙への抵抗が強くなってしまいます。
しかし、シルバーンのペン先は柔らかくしなってくれますので、その抵抗を感じさせずに、気持ちよく細い字を書かせてくれます。
ボディの大きさもとても持ちやすく、両エンドがかなり絞り込まれていますのでコンパクトな印象がありますが、実際に比べてみますと、モンブラン146と同じくらいの大きさでした。
昨年、私のPen of The Yearということで、デザインが好きでいつか欲しいと思っていたファーバーカステルエボニーの万年筆を独立の記念に選びました。
今年の私のPen of The Yearは、より地に足がついて、自分らしさを取り戻すことができた2008年のしるしになると思ったパイロットシルバーンです。
格子、石畳、紬とある中で、紬が欲しいなぁ、と思っていました。是非見せてくださいませ。
すみません。かすりとつむぎと間違えていました。本文は訂正しておきました。
本日ご来店いただいた時、お見せできずに申し訳ありませんでした。
でもお持ちいただいたペンも私の考えていた手帳用のペンのコンセプトに合っていて、驚きました。
ありがとうございます。使ってみないと分からない魅力のある万年筆だと思います。
早く黒くなればいいなあと思っています。
今毎日使っていますが、使うのが嬉しくて仕方ありません。細字を硬めに調整していますが、こんなに細くくっきり書くことができる万年筆を持っていなかったので、ほぼ日手帳にピッタリの唯一の万年筆です。