元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

皆様の手を借りて

2012-08-12 | 仕事について

お店はたくさんの人に知られていないと続いていくことができなくなると、いつも思っています。

その店がターゲットとする人が感じよく思って下さる方法で当店の存在を知ってもらえるようにするのはとても難しいし、お金をかけて効果があるかどうか分からない広告を打つ以外、自分の力だけではどうしようもないところがあります。

限られた人を顧客に持つ知る人ぞ知る店が続いていくのは、本当に難しいことだと思う。

お店は人に知られて「ナンボ」だけど、それは人に良い噂にのぼらないと意味がなく、お店がいくら声高にアピールしても仕方ない。

そういう意味でも、7,8月に取材して下さった、各情報誌の存在は、とても有り難く思いました。

関西をホームグラウンドに活動するアカペラグループ「Be in Voices」 http://www.beinvoices.net/ のリーダーの泉さんが、そのファンクラブ誌「Be in Club」で行きつけのお店として当店を詳細に紹介して下さり、既刊しています。

関西音楽界一(?)の文具好きで、古くからのお客様である泉さんが当店を取り上げて下さったことが、とても嬉しく思いました。

阪急電車の駅、阪急オアシスなど阪急電車の関連施設などで配布されている沿線情報誌「TOKK」 http://www.hankyu-com.co.jp/tokk/ の9月10日(月)から23日(日)まで配布する号で文具特集をするということで、大阪本町の「フラナガン」さん http://www.flannagan.biz/ とともに掲載されるということで、取材を受けました。
 
年40回程度以上全日空の飛行機を利用する方に全日空が郵送している「ANA AZURE」は、サンプル誌を見せていただきましたが、さすがお得意様にお送りしているものだけあって内容も充実していて、取材対象も豪華メンバーでした。
 
記者の方とともに来られたフォトグラファーYさんは万年筆を愛用していて、当店のことを知って下さっていて話が盛り上がりました。
 
8月9日に発売された趣味の文具箱への寄稿は、実は会心の出来で自慢ですが、万年筆に興味を持っていない人、知識のない人が当店のことを知ってくださるかもしれない、こういった情報誌に掲載されることもとても大切なことだと思いました。