元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

47歳の心境

2015-10-04 | 実生活

47歳になった。

さすがに誕生日が来て嬉しいという気持ちはありません。それよりも齢をとったことで、自分にかかっている責任の重さや残り時間が少なくなっていくような焦りを感じます。

でも今までほとんど病気らしい病気もしたこともなく、元気に生きてくることができたことには有り難いことだと、とても感謝しています。丈夫に作られたことはとても恵まれたことで、何よりの自分の長所だと思っている。

せっかく元気でいるので人生の時間が確実に少なくなっていくのをただやり過ごしていくような、人生を長いヒマつぶしにはしたくないと思っている。

もがいても、さ迷っても、カッコ悪くてもいいから、自分で決めた方向に自分の意志で歩きたいと思っています。

最近よく思うのは、自分らしく、自分らしいやり方でやればいいということ。
一瞬、ネットを検索したり、本を読んだりしようとするけれど、まず自分の頭で考えることが大切だということをよく考えます。
自分の正解は必ず自分が持っていると気付きました。

仕事は、学校の勉強と違って、共通の正解はなく、自分のやり方が通用するので、教科書通りすることが苦手な私は自分のやり方をすればいいんだと思うと、気が楽になります。

それらもこの齢になったから言えることなのかもしれないけれど、自分らしいやり方が許されるのだということを、もっと若い時に知っておきたかったと思っています。

自分らしいやり方で、できれば周りにいる家族、友人、知人、日本、世界の人たちを自分の生によって、少しでも幸せにできたらと思っています。
もちろん自分のできることなど知れているけれど、自分が生きて、何かすることで関わる人が少し幸せを感じてくれるようにしたい。

誰でもそうだけど、去年よりも今年。今年よりも来年を良くしたいと思っていて、それは仕事でも日常生活でもそうで、良くしたいという気持ちは生涯持ち続けたい。

47歳になったから特別に何か、ということはなく、節目節目に背筋を伸ばさないとダラけて、楽に流されてしまう自分はずっと変わっていないけれど。


2 コメント

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残り時間 (おだ)
2015-10-09 11:54:56
生まれた瞬間から、人生の残り時間のカウントダウンは始まります。これは自分ではコントロールできないことです。いくら頑張っても自分の力ではコントロールできないことに、不安や不満を持つというのは、自分に与えられた時間の無駄遣い。そういう無駄遣いは少しでも減らして、目の前のことに全力投球したいものですね。
一生現役!
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Re:残り時間 (penandmessage)
2015-10-13 21:09:32
おだ様
ありがとうございます。限りがあるから時間や人生は尊い。あとどれくらい残っているかは、誰にも分からないけれど、限りがあることは意識していたいと思います。
今を大切にすることを積み重ねることが、人生ですね。
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