雨が気になって、ものすごく気に入っているオールデンの靴を履ける日が1週間に1日しかないと言うと多くの人が苦笑します。
履けないのは当然で、降水確率が0%で、夜遅くなる日は翌日も0%でないと履かないという厳しい基準を定めているので・・・。
最近では少し基準を緩めて降水確率30%までなら履くようになりました。
クアドリフォリオの靴もル・ボナーさんの鞄も、雨に濡れたくないものばかりが増えてどうしようかと思います。
雨の日でも気分が下がらないようにと雨用の靴や鞄をと考えることもありますが、その雨用という選択自体が妥協で、本当に気に入ったものを選んでいないような気がします。
ル・ボナーさんのブッテーロ革の鞄が教えてくれたのは、ブラシで手入れするということ。
最初のうち雨など水濡れに注意して、たまにブラシをかけたりの手入れをすると表面に光沢が出始めて、濡れても拭けば気にならなくなる。
靴も鞄も天気を気にして、仕舞いこんでおくのではなく、雨に降られたらその後のメンテナンスをちゃんとやること。
それが一番いいことが何となく分ってきました。
それでも雨の日の帰りなどはあまり歩かなくていいように、1時間に1本しかない家の前のバス停にとまるバスを待ったりしています。