元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

イタリアの友人

2012-06-23 | 仕事について

冬季オリンピックで有名になったものの、トリノの街の知名度や認識は、日本ではまだまだ低いのではないかと思います。

私もトリノの街がとても整備が行き届いた、雰囲気も名所、旧跡もある街だと知りませんでした。

洗練されていて、伝統も存在する大人の街という印象。

この街中で育った彼は、私たちがイタリア人に抱くイメージとは違い、物静かで注意して話を聞いていないと聞き逃してしまうような冗談を真顔で言う。

イタリアに帰っていた友人が奥さんとともに当店を訪ねてくれましたので、閉店時間を待って相談の末お好み焼きを食べに行きました。

時間をかけて、食事をしながら話ができる、近くもお好み焼き屋さんを気に入っていて、よく出掛けて2,3時間過ごしています。

その気になれば量を食べることもできるので、男性には嬉しいかもしれません。

若さとスマートな体型維持に努力しているこのイタリア人には迷惑だったかもしれないけれど、日本人の奥さんはとても喜んでくれたと思っています。

ペンのこと以外、プライベートなことはほとんど話さないこのイタリア人の友人がイタリアに帰って結婚してからの方がプライベートな話しをいろいろ聞くことができるようになった。

話を聞いていると、家族4人のうち2人の日本人女性(お母さんも日本人)と2人のイタリア人男性(お父さんは当然イタリア人)、そしてたまに遊びに来る妹家族や兄家族たちとのやり取り。

イタリアは景気が悪くて大変だという話しばかりスカイプで聞かされてたけれど、とても幸せに、楽しく暮していることが分かり、嬉しく思いました。