私は非常に面白い企画だと思いました。
先生はこうやって人を楽しませることが本当に上手い。
ペン習字教室を始めて1年半、先生が皆さんかなり上達されてきましたのでと前置きされて、今回の展示に参加していただいた方に、堀谷先生が雅号を考えてきて下さいました。
それぞれの人のイメージや背景などから命名された、ペンアンドメッセージペン習字教室での新しい名前に、皆様ハンドルネームに使えるとまんざらでもないご様子でした。
私の名前は、史鳳。
史は名前から由来していますが、鳳は幸せで平安な世の中にしか飛ばず、鳳凰が飛べば他の鳥が後を追うという鳳凰の雄を指す言葉からきています。
西洋のフェニックスのイメージとごっちゃになりますが、本来は違うものを指すという。
でも鳳凰と聞くとフェニックスと重なり、不死鳥と思う。
一時の強さ、美しさ、能力に高さよりも、永遠に続けられる力が欲しいといつも思っています。
きっとその気持ちを汲んでくれて、史鳳としてくださったのだと解釈してとても気に入って感謝しています。
先日のペン習字教室は楷書の長文を書きました。
宇治拾遺物語の一文から引用した先生のお手本を見ながら、少しでもお手本の文字に近づけるように丁寧に書きます。
A5サイズにギッシリと文字が詰まったお手本を丁寧に楷書で、書こうと思うと30分はかかる。
自分の字が出そうになるのを緊張感で抑えながら、集中力を持って書く。
この教室でいつも思うのは、集中して文字を書く楽しさだと思っています。
皆様と比べると、大して上手く書けませんが、集中力を養うことのできる時間をこのペン習字教室で得ることができているのだと思っています。
次回の教室は6月1日(金)です。