映画「白夜行」を観てきました。
あらすじは申し上げませんが、読書家の妻などは原作との違いに違和感を感じたようですが、私はとても気に入りました。
主人公が私たちと同世代の設定のため時代が同じように流れていき、そういったところも共感、入り込みながら観ることができた理由だと思います。
私が子供頃、あんな家が近くにあったし、大学生の頃あんな髪型の女の子が多かったなど、今40歳前後の方は懐かしい時代感も見所です。
話の内容がそうだからということもありますが、日本の映画独特の全体に流れる沈鬱な空気が実は大好きで、この気分を感じたいがために日本の映画をいつも観たいと思います。
いまだに後味の悪さというか、気分が映画に支配されたままですが、それほど入り込むことができる映画だと思います。