元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

飯碗

2006-11-11 | 万年筆
生まれて初めて陶芸のようなことをしたのが9月。
忙しくて窯元に行くことができませんでしたが、やっと今日都合がついて取りに行ってきました。
作る前にイメージしたのは、ご飯でも抹茶でも使うことができるものでした。
肉厚を薄くしすぎてよれよれになってしまったり、ろくろのスピードが早すぎて形が崩れたり、何度もやり直しましたが、何とか形にして帰ってきました。
出来上がったものを見せられて、思わず笑みがこぼれてしまいました。
かっこよくできたとか、名作だったということではなく、自分が作った器を見るのがすごく嬉しかったという素朴な喜びを感じました。
少しいびつですが、素朴な侘びを感じます。