〈リオ五輪〉体操男子・跳馬でリ・セグァン選手が金メダル
リオデジャネイロオリンピック体操男子・跳馬で朝鮮のリ・セグァン選手が、自身の名が冠されたオリジナル技を連続して成功させ、金メダルを獲得した。
15日午後(現地時間)に行われた決勝でリ・セグァン選手は、予選を通過した8人中5番目に出場。1回目に「リ・セグァン2」、2回目に「リ・セ グァン」を試みて見事成功させた。この技はいずれも難易度6.4の大技で、平均15.691点(1回目15.616、2回目15.766)を叩き出した。
リ・セグァン選手は、14年と15年の世界選手権の跳馬で連続優勝しており、今回も金メダルの有力候補として目されていた。そのプレッシャーの中で跳馬世界チャンピオンの貫録を見せつけ、ロシアのデニス・アブリジャン選手(2位)、日本の白井健三選手(3位)を抑えた。
4.25体育団所属の31歳。演技を成功させたときも、表彰台の一番高い所に立ったときも表情を崩すことはなかった。
今大会で朝鮮が獲得した金メダルは、重量挙げ女子75kg級のリム・ジョンシム選手に続いて2つ目となる。
(朝鮮新報