ひびレビ

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話

2013-05-24 07:40:35 | 2013年アニメ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」

問題の解決ではなく、問題の解消。「みじめなのは嫌か」と問われて頷いた留美を見て、八幡が思いついた作戦は、留美を取り巻く環境を壊すことでした。肝試しを利用し、まずはこれまで優しかった隼人たちが急に冷たく厳しい態度をとる。そして半分は残れと指示することで、5人はまず留美を、そして次に自分以外の誰かを生贄に差し出そうとする。そうして互いに互いの醜い部分をさらけ出させるというものでした。

まとまって攻撃してくる対象がいなくなるだけでも随分楽だとは雪乃の談。隼人の言葉からすると、昔雪乃が同じような場面に直面した時、何も出来なかったのでしょう。隼人は最底辺にいないから、僅かでも皆で仲良くやるという可能性を信じている。対する八幡は最底辺にいるからこそ、最低の解決方法を思いつく。
これまで「ヒキタニくん」と呼んでいた隼人でしたが、実は「比企谷」が正しい名前であると認識していました。ヒキタニではなく比企谷。隼人が八幡がどういう人物なのかしっかり見ているということでもあるのでしょう・・・いや、海老名さん、そういう意味じゃなくて(汗。

もし同じ小学校だったら色々と変わったかもしれない。それでも2人は友達にはなれなかった。隼人は冗談だと言っていましたが、冗談にも聞こえないのが怖い。以前のメール騒動の時も、なるべくなら皆の関係を壊したくないと望んでいた雰囲気があった隼人。皆で仲良く出来ればそれが1番良い。けれども最高の選択肢が、常に最善の方法であるとは思えません。
自分が出来ない方法を選ぶ他人がいる。そんな人物は見過ごせないでしょうね。


結果として、八幡が当初計画していた実はドッキリでした、という結末にはならず、留美がデジカメのフラッシュを利用して皆を逃げるという展開になりました。誰かを貶めないと仲良くしていられないのは本当の友情といえるのか。けれども例え偽物の友情であっても、手を差し伸べたいと思えたらそれは本物。自分が見捨て、自分をのけ者にした相手であっても守りたいと思える気持ちが留美には残っていました。
結果として肝試し前は話しかけてきた留美からも見放された八幡。一歩間違えれば八幡たちが保護者から訴えられてもおかしくない方法でしたが、確かに環境は変わりました。あの環境を留美や4人が今後どのように受け止め、成長して行くのか・・・

小町の水着やら相変わらずな海老名さんもいましたが、楽しい雰囲気の後はどことなくやり切れない雰囲気で終わった今回。おまけに雪乃を迎えに陽乃が現れ、更にはその車が八幡の交通事故の際の車だと判明。どうする、比企谷八幡。

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