「映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」を見ました。
しんのすけたちが遠足で出向いたテーマパーク「ヘンダーランド」。一見平和な遊園地だが、裏ではオカマ魔女のマカオとジョマが世界侵略を企んでいた。しんのすけは偶然迷い込んだ館で動く人形のトッペマ・マペットを助けたことから事件に巻き込まれ、トッペマからオカマ魔女を倒すのを手伝ってくれないかと頼まれるが、恐怖心から断ってしまう。
その後しばらくは平和な日々が続いたが、オカマ魔女の部下ス・ノーマン・パーが、しんのすけがトッペマから託されていた魔力を秘めた不思議なトランプ「スゲーナ・スゴイデス」を奪うべく彼に接近。しんのすけは辛くもトランプの力でス・ノーマンを追い払うが、今度はひろしとみさえが敵の手中に落ちてしまい・・・
映画第4作目の舞台は、群馬に出来た変だ変だよヘンダーランド!一見遊園地、しかしその実体は「オカマ魔女」という考えると「魔女とは・・・?」となりそうな2人組、マカオとジョマの基地。メモリ・ミモリ姫や彼女を助けようとしたゴーマン王子を退けて、しんのすけたちの世界に侵攻してきた今回の最大の敵にして、劇場版の中でも屈指のインパクトを誇るキャラクターだと思います。
実質ラスボスではあるものの「怖い」というよりかは「面白い」2人組という印象が強いですね。今作のトラウマ担当は間違いなくス・ノーマン・パーだと思います。彼についてはまた後で話すとして、まずはマカオ&ジョマから。
マカオ&ジョマがいるヘンダー城に行くまでは、魔法と発想力の勝負が繰り広げられるわけですが、いざ城に着くと2人はとある制約がかかっていたがために、しんのすけたちとはダンス勝負、ババ抜き、そして追いかけっこの3本勝負を繰り広げることになります。一本目のダンス勝負であっさりラスボスが負けるというのがまた面白く、続くあまりにも真剣極まるババ抜き、そしてもうとにかく動きまくる追いかけっこ・・・と、どれもこれも非常に印象に残る戦いになっています。
序盤こそ怖さ、ゴーマン王子を圧倒する不気味さを秘めた2人ですが、最後がこれだから笑えるボスという印象が強いんだなと。
で、トラウマ担当のス・ノーマン・パー。喋りが面白い雪だるまかと思いきや、しんのすけに確実に近づくためにまずは周囲の人間から落としにかかり、しんのすけを孤立させるというなかなか狡猾な作戦を披露します。
他の幹部たちとは異なり、「体がとても冷たい」以外に目立った能力は見当たらないス・ノーマン・パー。だからこそ、敵も味方も魔法を使うこの作品において、自分の話術一つで着々と日常を侵食してくる様がとても怖いキャラクターですね。
まさおくん以外の幼稚園のみんなはすっかり信用しきっており、まさおくんも怖くてしんのすけに協力できず、家なら安全かと思いきや既にみさえに取り入った後。ようやく帰ったかと思えばひろしと意気投合して帰ってきて、締めに自分の体から出したビールを飲んだ2人は突然バタッと眠りに落ちてしまう・・・と、登場から一時撤退に至るまでのシーンは非常に印象に残っています。
そして今作のゲストキャラクターは!魔法があることを認識させるべく幾度も呼び出されるうえにEDも担当した雛形あきこさん!・・・もなのですが、何といってもトッペマ・マペットの存在が欠かせません!
いやー、可愛いですよね、トッペマ!頼りになるし、見た目は子供っぽい人形だけど正体がアレだから大人びたところもあり、しんのすけの危機に駆けつけてくれるとても頼もしい味方です。個人的には元の姿に戻るよりもトッペマのままでいて欲しかったかな・・・とも思いますが、トッペマの行動=彼女の行動と考えると、見た目おとなしそうだけど案外活発で可愛い人物だったのかなーとも。
トッペマが自分の身を挺して幹部を倒し、目を閉じて動かなくなった際、本気で悲しむしんのすけも印象的です。ひろしの「俺たちの息子が少し大人になったところだ」も併せて良いシーンですね。まぁその直後、雛形さん呼び出されるけどな!(笑。
日常を着々と蝕んでいく非日常の描写が怖い作品でもあれば、アクション仮面・カンタムロボ・ぶりぶりざえもん夢の共演が何度も繰り広げられる様にワクワクしたり、終盤のラスボス戦で笑ったり・・・と、じっとりとした恐怖や爽快感あるアクションと笑いが詰め込まれている作品になっていたと思います。
そんなこんなで次回は暗黒タマタマ大追跡。ひまわり初登場!
しんのすけたちが遠足で出向いたテーマパーク「ヘンダーランド」。一見平和な遊園地だが、裏ではオカマ魔女のマカオとジョマが世界侵略を企んでいた。しんのすけは偶然迷い込んだ館で動く人形のトッペマ・マペットを助けたことから事件に巻き込まれ、トッペマからオカマ魔女を倒すのを手伝ってくれないかと頼まれるが、恐怖心から断ってしまう。
その後しばらくは平和な日々が続いたが、オカマ魔女の部下ス・ノーマン・パーが、しんのすけがトッペマから託されていた魔力を秘めた不思議なトランプ「スゲーナ・スゴイデス」を奪うべく彼に接近。しんのすけは辛くもトランプの力でス・ノーマンを追い払うが、今度はひろしとみさえが敵の手中に落ちてしまい・・・
映画第4作目の舞台は、群馬に出来た変だ変だよヘンダーランド!一見遊園地、しかしその実体は「オカマ魔女」という考えると「魔女とは・・・?」となりそうな2人組、マカオとジョマの基地。メモリ・ミモリ姫や彼女を助けようとしたゴーマン王子を退けて、しんのすけたちの世界に侵攻してきた今回の最大の敵にして、劇場版の中でも屈指のインパクトを誇るキャラクターだと思います。
実質ラスボスではあるものの「怖い」というよりかは「面白い」2人組という印象が強いですね。今作のトラウマ担当は間違いなくス・ノーマン・パーだと思います。彼についてはまた後で話すとして、まずはマカオ&ジョマから。
マカオ&ジョマがいるヘンダー城に行くまでは、魔法と発想力の勝負が繰り広げられるわけですが、いざ城に着くと2人はとある制約がかかっていたがために、しんのすけたちとはダンス勝負、ババ抜き、そして追いかけっこの3本勝負を繰り広げることになります。一本目のダンス勝負であっさりラスボスが負けるというのがまた面白く、続くあまりにも真剣極まるババ抜き、そしてもうとにかく動きまくる追いかけっこ・・・と、どれもこれも非常に印象に残る戦いになっています。
序盤こそ怖さ、ゴーマン王子を圧倒する不気味さを秘めた2人ですが、最後がこれだから笑えるボスという印象が強いんだなと。
で、トラウマ担当のス・ノーマン・パー。喋りが面白い雪だるまかと思いきや、しんのすけに確実に近づくためにまずは周囲の人間から落としにかかり、しんのすけを孤立させるというなかなか狡猾な作戦を披露します。
他の幹部たちとは異なり、「体がとても冷たい」以外に目立った能力は見当たらないス・ノーマン・パー。だからこそ、敵も味方も魔法を使うこの作品において、自分の話術一つで着々と日常を侵食してくる様がとても怖いキャラクターですね。
まさおくん以外の幼稚園のみんなはすっかり信用しきっており、まさおくんも怖くてしんのすけに協力できず、家なら安全かと思いきや既にみさえに取り入った後。ようやく帰ったかと思えばひろしと意気投合して帰ってきて、締めに自分の体から出したビールを飲んだ2人は突然バタッと眠りに落ちてしまう・・・と、登場から一時撤退に至るまでのシーンは非常に印象に残っています。
そして今作のゲストキャラクターは!魔法があることを認識させるべく幾度も呼び出されるうえにEDも担当した雛形あきこさん!・・・もなのですが、何といってもトッペマ・マペットの存在が欠かせません!
いやー、可愛いですよね、トッペマ!頼りになるし、見た目は子供っぽい人形だけど正体がアレだから大人びたところもあり、しんのすけの危機に駆けつけてくれるとても頼もしい味方です。個人的には元の姿に戻るよりもトッペマのままでいて欲しかったかな・・・とも思いますが、トッペマの行動=彼女の行動と考えると、見た目おとなしそうだけど案外活発で可愛い人物だったのかなーとも。
トッペマが自分の身を挺して幹部を倒し、目を閉じて動かなくなった際、本気で悲しむしんのすけも印象的です。ひろしの「俺たちの息子が少し大人になったところだ」も併せて良いシーンですね。まぁその直後、雛形さん呼び出されるけどな!(笑。
日常を着々と蝕んでいく非日常の描写が怖い作品でもあれば、アクション仮面・カンタムロボ・ぶりぶりざえもん夢の共演が何度も繰り広げられる様にワクワクしたり、終盤のラスボス戦で笑ったり・・・と、じっとりとした恐怖や爽快感あるアクションと笑いが詰め込まれている作品になっていたと思います。
そんなこんなで次回は暗黒タマタマ大追跡。ひまわり初登場!