機動新世紀ガンダムX 第20話「…また逢えたわね」
今回のメインは心揺れるエニル・エル!ですが、その前に。
久々の陸地で買い出しにショッピングにと楽しむフリーデン一行。ガロードはティファと二人きりのつもりが、いつの間にやら同行していたキッドにイライラ。キッドはティファを「ティファねーちゃん」と呼び甘えた感じを出していました。普段メカニックを指揮する頼もしい彼とは違った一面が見られたと感じますが、彼は若干12歳。むしろティファに甘える態度の方が「普通」なのでは?と考えてしまいます。12歳の少年が年上のメカニックたちに指揮する……これもトニヤが言っていた「めちゃくちゃな時代」の表れなのかなとも。
最終的にはガロードに気を遣うキッド、敢えて引くことでサラに関心を持たせるロアビィ、トニヤのデートに動揺するウィッツ、ビリヤードの秘密特訓に勤しもうとするテクス先生などなど、ここだけ切り取れば一見平和に見えますね……
にしても、やはりティファがガロードにソフトクリームを食べさせようとするシーン!良いですね……あれをティファからやってくれるってのが凄く良いし、それをめちゃくちゃ幸せそうに食べるガロードは、見ているこっちまで嬉しくなってしまいます。まだまだ奥手なガロードですが、むしろそこが良いまである。
さてエニル・エル。新型モビルアーマーを買わないかと誘われる一方、「過去にはこだわらない」という入国管理官・マイルズと親しくなり、戦いと平和の狭間で揺れる心が描かれていました。その過程でトニヤと親しくなり、まるで長年の友人だったかのように打ち解け、穏やかな笑みを見せるシーンが、その後の展開をより辛いものにしています。
サブタイトルはトニヤがフリーデンの乗員だと知り、港でフリーデンを目撃した彼女の言葉。偶然の出逢いを感じさせる「逢った」ではなく、運命的な出逢いを感じさせる「逢えた」という言い回しが印象的です。トニヤの言葉だけで信じず、フリーデンそのものを確認しに行ったのは……同じ名前の別の船であって欲しかったと、そういう期待が少なからず彼女の中にあったからなのかなと。
この言葉を発した際の彼女は再会を喜ぶというよりは、運命的な出逢いにどこか困惑しているようにも見えました。
そんなエニルと親しくなったのがトニヤ。持ち前の明るさを発揮する一方で、悲惨な時代においても自分で選んだ道を歩き、成功したら幸せ一人占め、失敗したら全部自分のせいだと受け止める心の強さも描かれていました。喜怒哀楽の表現が強めなのも、そういった心構え故なのかもしれません。そういえばトニヤがフリーデンに乗った経緯が描かれたことってありましたっけ?
トニヤへのせめてもの感謝か、エスペランサの顔見せに留めたエニル。果たして二人の行く末は如何に……といったところで!次回はみんな大好きあのおじさん!……いや本当に良い人なんすよ……
今回のメインは心揺れるエニル・エル!ですが、その前に。
久々の陸地で買い出しにショッピングにと楽しむフリーデン一行。ガロードはティファと二人きりのつもりが、いつの間にやら同行していたキッドにイライラ。キッドはティファを「ティファねーちゃん」と呼び甘えた感じを出していました。普段メカニックを指揮する頼もしい彼とは違った一面が見られたと感じますが、彼は若干12歳。むしろティファに甘える態度の方が「普通」なのでは?と考えてしまいます。12歳の少年が年上のメカニックたちに指揮する……これもトニヤが言っていた「めちゃくちゃな時代」の表れなのかなとも。
最終的にはガロードに気を遣うキッド、敢えて引くことでサラに関心を持たせるロアビィ、トニヤのデートに動揺するウィッツ、ビリヤードの秘密特訓に勤しもうとするテクス先生などなど、ここだけ切り取れば一見平和に見えますね……
にしても、やはりティファがガロードにソフトクリームを食べさせようとするシーン!良いですね……あれをティファからやってくれるってのが凄く良いし、それをめちゃくちゃ幸せそうに食べるガロードは、見ているこっちまで嬉しくなってしまいます。まだまだ奥手なガロードですが、むしろそこが良いまである。
さてエニル・エル。新型モビルアーマーを買わないかと誘われる一方、「過去にはこだわらない」という入国管理官・マイルズと親しくなり、戦いと平和の狭間で揺れる心が描かれていました。その過程でトニヤと親しくなり、まるで長年の友人だったかのように打ち解け、穏やかな笑みを見せるシーンが、その後の展開をより辛いものにしています。
サブタイトルはトニヤがフリーデンの乗員だと知り、港でフリーデンを目撃した彼女の言葉。偶然の出逢いを感じさせる「逢った」ではなく、運命的な出逢いを感じさせる「逢えた」という言い回しが印象的です。トニヤの言葉だけで信じず、フリーデンそのものを確認しに行ったのは……同じ名前の別の船であって欲しかったと、そういう期待が少なからず彼女の中にあったからなのかなと。
この言葉を発した際の彼女は再会を喜ぶというよりは、運命的な出逢いにどこか困惑しているようにも見えました。
そんなエニルと親しくなったのがトニヤ。持ち前の明るさを発揮する一方で、悲惨な時代においても自分で選んだ道を歩き、成功したら幸せ一人占め、失敗したら全部自分のせいだと受け止める心の強さも描かれていました。喜怒哀楽の表現が強めなのも、そういった心構え故なのかもしれません。そういえばトニヤがフリーデンに乗った経緯が描かれたことってありましたっけ?
トニヤへのせめてもの感謝か、エスペランサの顔見せに留めたエニル。果たして二人の行く末は如何に……といったところで!次回はみんな大好きあのおじさん!……いや本当に良い人なんすよ……