萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

木下大サーカスに行く

2008年02月06日 | 日々の記録

<木下大サーカスの天幕>

ここ何ヶ月。朝、目が覚めると、獣たちの咆哮が聞こえる。近くに「木下大サーカス」が来ているからだ。虎かライオンか判らぬが、およそこの辺りでは聞くことの出来ない、雄雄しい咆哮である。逃げ出すことは無いと思うが多少の不安はある。2月18日まで興行しているという。この際、行って観てやれ、ということで先週の土曜日に行ってきた。

子供連れのファミリーが大半だ。「木下大サーカス」と言えば世界三大サーカスのひとつ、大看板だ。たんなるひやかしのつもりが行列に並んでいるうちにワクワクしてきた。中へ入ると暗い。天井に目をやると「空中ブランコ」の設備がある。観客はほぼ満員。

演目は動物を使った芸と人間の曲芸で構成されている。その合間を保つのが男女二人の道化師(ピエロ)だ。ピエロがいないとサーカスとはいえない。彼らの動きを見ているだけでも楽しい。


<やっぱ彼らはサーカスの要>

出てきた動物は、キリン1頭、シマウマ5頭、トラ2頭、ライオン4頭、ゾウ1頭と動物園顔負けの錚々たるメンバーである。彼らがそれぞれ動物使いに操られ芸をする。ライオンとトラ総勢6頭は張り巡らされた檻の中で一人の動物使いの指示で芸をした。奴らの顔というか頭のでかいこと。想像していた以上に巨大に見えた。

こいつらか。毎朝咆哮してやがるのは。

それにしても、身体も頭もでかい。こんなのが逃げて我が家の庭にでも飛び込んできたら万事休すだ。

動物使いの男性はこの巨大な怪獣6頭の中にたった一人で芸をさせている。どんな訓練をすれば、ああなれるのか。噛み付かれたことや引っ掻かれたことはないのだろうか。

人間の曲芸も楽しかった。特に巨大なシーソーのような器具で男性二人でやった曲芸は迫力があった。最後の空中ブランコは下にネットもあるし、テレビなどでも良く観るので目新しいものではなかったが、ナマでみると高度感があり、スリルはあった。

興行は約2時間半。“子供だまし”と思って観にいったのだが、ついつい見入ってしまった。

いや~結構楽しめましたよ。ホンマ。
コメント
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