萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

札幌~定山渓温泉

2008年02月23日 | 日々の記録

<ホントの雪国だァ~>

金曜日に札幌で会議があり、土日は休みだ。これを利用しない手はないが、如何せん真冬だ。どこか行くにもちょっと恐い。スキーに行く、という手もあるが、なんとなく面倒だ。札幌近郊で温泉でもないか、とネットを眺めたら、「定山渓温泉」があった。さっそくそこの手ごろな宿を押さえた。

11時近くまで薄野のホテルでのんびりしてから、これもネットで調べた人気の鮨屋を目指して外へ出る。すすきのから、2~3キロはあろうかという場所の鮨屋だ。タクシーも考えたが、とりあえずは歩いてみた。雪が結構舞っているので、地下街にもぐり込む。雪国の札幌はこの地下街が発達している。すすきので潜って、大通駅まで行ってから右折し、バスセンター前駅まで地下街がある。この間、2キロほどか。外は雪が舞っているのに、暖かく、滑らない環境で歩けるのは助かる。

<札幌は地下街が発達しているのでいい。>

が、さすがにバスセンター前駅の先は地上に出なければならない。会社の出張途中なので、靴は普通の、底になんのギザギザもない革靴だ。大宮にいてさえ、雪になれば登山靴で出かけるのに、本格的な雪国でこの足元ではなんともこころもとない。それでも、転ばぬように慎重に歩いて目指す鮨屋まで行く。ようやく、見つけた「金寿司」は店員さんの感じもよく、味もよかった。雪の中を来た甲斐あり。「国稀」という地酒も辛めで鮨によくあい、ついつい昼間から三合も呑んでしまう。


<きっと、また来るお店です>

 おかげで帰りは二回ほど雪道でスッテンコロリン、高校時代の柔道の授業で鍛えた受身の技を披露することとなる。転んでみると、どうということはない。来る時の慎重さが馬鹿馬鹿しくなる。途中喫茶店で酔いをさまして、15時にTV塔の下に迎えに来ているバスに乗って16時過ぎには予約していたホテルに入る。

宿で浴衣に着替えて寛いでいると、昨日まで会議で一緒のメンバーから電話が入る。昼の便で帰る予定が、雪でまだ飛び立てないという。今夜7時頃のフライトになるらしい。今日帰らないで、ラッキーというかなんというか。明日は大丈夫なのか。不安が募る。心配してもしょうがない。明日は明日の風が吹く。一風呂浴びてビールでも呑むかイ。
コメント
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