萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

雪の日の通勤路

2008年02月04日 | 散歩


昨晩はTVを見ながら、鍋をつつきつつ、日本酒を呑んだ。7時から始めて11時半ぐらいまで呑んだ。スポーツ観戦以外、あまりテレビは見ない小生だが、ダッシュ村だけはマメに観ている。昨晩は2時間の特番ということで期待したのだが、「犬」の特番だったので拍子抜けした。

大河ドラマ「篤姫」はまあまあ面白し。9時からNHKでやったMLBの特集は勉強になった。忘れないようにメモを取ったぐらいだ。西表島で暮らす家族のドキュメントも、いろいろと考えさせられた。そんなのを見つつ、ついつい深酒になる。

今朝、目を覚ますと明らかに酒が残っている。しかも、やたらと眠い。雪の為、駅まで歩くのに時間がかかるかと思い、動かぬ体に鞭打って寝床から這い出し、早めに家を出る。心配したが、駅までの道も電車の遅れもなく、順調に通勤できた。

いつもの公園も雪景色だ。凍った池の中ほどにユリカモメたちが固まっている。ハトたちは朝陽の当たる雪の着いた屋根に群がって、日向ぼっこをしている。冷気で公園全体が引きしまっていた。


<池の中央でたむろするユリカモメたち>


<屋根でくつろぐハトたち>

道を歩いていると、屋根から落ちた雪が小生を直撃した。幸い襟から背中に雪が少々入ったぐらいですんだが、雪国ではこの何十倍の重さの雪や氷が落ちてきて命を落とすこともあるという。軒下を歩く時は注意しなければならない。

道も雪の上を歩いている分にはすべらない。危ないのは凍っているところだ。一回だけ、ツルッときたが、倒れるほどではなかった。上からの落下に気をつけながら、しかも足元もおろそかにできない。雪国の人たちの大変さを思う。

前方の交差点では、幼稚園に向かう自転車の親子が転倒した。雪道でタイヤが滑ったのかもしれない。男の子が「痛い、痛いよう」といって泣いている。「ごめんね。ごめんね。」と慰めていた母親であったが、たいしたケガもしていないようで安心したのか、「大体、あんたが早く起きないから、こうなったんだ」と子供を攻めている。「痛くない!早く乗りなさい!」と叱られていた。

昨日はお父さんと雪ダルマを作って、楽しいひと時を過ごしたことだろう。もしかしたら、その疲れで今朝なかなか起きれなかったのかもしれない。一夜明けて、同じ“雪”が、この男の子にとってはとんだ災難となった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする