みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

生きる基本&原発稼働ゼロの日

2012-05-05 14:44:47 | 八郷の自然と風景

今朝は4時起床。漢方薬の眞武湯合人参湯を温め服用し、身支度してから愛車で田んぼ用水ポンプの機場へ。用水路内に降りて、取水口付近に引っ掛かっている沢山の塵芥を取り払ってから水門のゲート閉鎖の操作をしました。

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いったん庵に戻ってからユキの散歩や7羽の鶏の世話などし、6時頃に再び機場へ。ゲート上流側が満水になっているのを確認してから、ポンプ運転の操作をしました。

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久しぶりに朝から青空が広がっています。家族ぐるみで田植え中の田んぼも見掛けました。村の田んぼの半分くらい田植えが進んでいます。

稲を育て、米を収穫し、御飯を食べ、そして排泄する・・こういうことこそ、人間が生きるということの基本だと思うこの頃です。自身の病気や、天災や、社会の混乱によって、この生きる基本が妨げられるときもあり、それは不可避だとも思います。

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しかし現代文明は、人間の生きる基本をあまりにも奪っているのではないでしょうか。特に、多くの人々の生きる環境を一挙に抹殺しかねない原発を推進し続けるなど、もってのほかです。

泊原発が今日、定期点検のため稼働停止して、日本国内で稼働している原発はゼロとなります。取り敢えずホッとしていますが、正念場はこれからでしょう。国や経済界は、その物欲のために虎視眈々と再稼働を狙っていますから。

小出裕章氏がおっしゃるように、原発安全神話に騙されてきた私たちにも、騙された責任があります。私自身にも、無作為によって結果的に原発を容認してきた責任があります。そのことを、どう償っていけばよいのか・・・


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