みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

尾崎豊の声

2015-11-01 17:13:49 | 芸術
茶道の稽古を終えて帰庵し、着替えて遅い昼食を摂っていた。いつものように何となくFMラジオの「日曜喫茶室」を聞きながら。すると、尾崎豊(1965~1992)の「卒業」(1985)だという紹介があって、その楽曲が流れてきた。途端に私の心が揺らめいた。この声は嘘ではない! と。茶道の稽古で神経が高揚していたからかも知れない。

尾崎豊には私は何の関心も無かった。彼が急死したときの大騒ぎだけは記憶にある。どうせ浅はかな若者たちだけが騒いでいるのだろう、と思っていた。

「卒業」の歌詞をネットで見た。惹かれる言葉が多い。最終節を引用する。

     仕組まれた自由に 誰も気付かずに
     あがいた日々も終わる
     この支配からの卒業   
     闘いからの卒業


「I love you」(1991)の歌詞も見てみた。やはり惹かれる。

     それからまた二人は 目を閉じるよ
     悲しい歌に 愛がしらけてしまわぬように















最新の画像もっと見る

コメントを投稿