まだ雪について考えている。

2017-01-29 18:57:21 | Weblog

それにしてもそれにしても。

豪雪地帯というのは凄いものである。

福知山から豊岡に向かうあたりが、俺の通った中ではいちばんエグくて、

知ってますか?あの辺の道路って、地面からスプリンクラーみたいに、

お湯が噴き出す設計になってるんだよ。路面が凍らないように。仰天。

信号機は縦になってるし(←雪が積もらないように)。


その辺りの道路に,大きな立て看板があった。地方自治体が立てたもの、と推測されるんだけど

「やっぱり故郷が一番!」と書いてある。

Uターンとか、Iターンを狙って、人口減少に歯止めを掛けるべく、という趣旨なのだろうけど

あの豪雪の中では

「オラ、こんな村イヤだ」としか読めなかった。


いや、普段はすごくいいところなのだ。美しい山々、大自然。

だが、雪の時期はちょっと辛いな。


その看板の近くに、またまた大きな看板で、

これはその付近の小学校が立てたもの、みたいなんだけど

「この道は、人も獣も通る道」とある。

これ、どういう趣旨なのか、ちょとわかりにくいよね。

俺の推測では・・・・・小学生に向かって、

「この道でイノシシや、シカや、タヌキに出会っても大騒ぎするなよ、それが普通なんだから」

と言っているのではないか?と。(だから、ゴミを捨てるな、というのもあるか。)

でも、クマには会いたくないな・・・・お互いに。


子供の頃、東京に住んでいたころは、しょっちゅう雪が降っていたような記憶がある。

全然、珍しくなかった。

でも今考えたら、雪が積もるたびにイヌのように喜んでいたが、

知らないところで・・・大人たちは苦労していたのかもしれない。

スタッドレス・タイヤなんていう便利なものが普及してきたのはここ20年くらいだし、

タイヤにチェーン巻くなんてね、あれ実は大変なのだ。

東京って実は坂道が多かったし。今思うと、ゾッとしてしまう。


小学生くらいの子供が雪で大喜びして、「もっと降れ~!」などと叫んでたりすると

ついつい「イラッ」としてしまうのは情けない事だ。

「本当にもっと降ったらどうすんだよ」とか思ったりして。


しかし、雪国って苦労が多いんだろうね。

怒髪天のドラムの、坂さんが昔(今もか?)、

バイク乗りで、SRに乗ってたんだけど(SR、いいよね!)、

彼から「北海道では冬はバイクはシーズンオフになる」と聞いて、ずいぶん驚いた。

「どれだけ好きでも乗れない」のだそうだ、危なすぎて。


我々って意外と、

「南国の人間」だったのだ。「脳天気」だったのだ。

むむむ。


明日は雨かな。

雨も困るけど、雪よりはね、アンタ。

100倍マシだわよ。


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