昨夜のこと

2009-11-23 18:48:59 | Weblog




昨夜は、京都の愛しいハコ、

「夜想」でライヴだった。

冷たい雨の中、訪れてくれた沢山の皆さんに、

心からの感謝と愛を捧げます。


どうもありがとう。


二度目のアンコールに応えられなくて

申し訳ない。

でもどうしても

あれ以上歌えなかったよ。



・・声が枯れていたのはどうでもよかったんだけど。




でも

ドラムのしんちゃんと二人で

「やりきった」から、

          すごく気分がよかった。





他のバンドついての、感想。



共演の

「虹色エレジー」は予想以上に素敵だった。

・・・例えば昔のデヴィッド・ボウイの音楽って、

アコースティックギターの音抜きではありえないと

思うのだけど、それくらいの重要性を持って

まあちんはアコギを鳴らしているように思えた。

不思議な音色の鍵盤とアコギ。曲と詞がまたよかった。


クイズ・マスターも

ポップな音楽性の中に

ちょっとディープなビートルズ趣味とかが

垣間見えたりして、よかった。

東京のバンドらしいのは、手堅く上手かったこと。

白人のベースも良かった。ロカの終演後、

楽屋で「ベースなんかいらないね」

と言ったのがおかしかった。

いやいや、アナタのベースよかったよ。


そしてワームス。

やっぱりすごかった。

鬼気迫る・・・というくらいのソウル。

緻密でデリケートなギター2本を中心にした

バンド・アンサンブル。

一転してノイジーな爆音、騒音。

極限近くまで張り上げるシャウト。

「どんな未来があるのでしょうか」

などという自省的かつ根本的な詞。


終演後、彼らと一緒に飲むことが出来た。

奴等はいつも謙虚で深い。

喋り方は何かガラ悪いのだが。

何年前だったかな・・・

移転前のクラブウォーターの階段のところで

梅ちゃんと一緒に泣いた時のことを思い出した。


梅ちゃんは、

「佐治さんに影響を受けた」と言う。

それが、俺にはよくわかる。

こういう形で、例えばワームスのステージ上に。

佐治のスピリットは生き続けているのだ。

もちろん、俺のやり方もそうだ。

だから「ロカ」の中にも佐治は、いる。


そういうことを思った。





リハの時から楽屋に

お茶とかお菓子とかのど飴なんかを置いてくれていて、

やっぱ企画者が女性だと

細かい心配りがあっていいなあ・・と思った。

どうもありがとう。


いいイベントだったと思う。

自分たちのことはわからないけど、

いいバンドばかり、

気持ちの良い音楽好きばかりだった。

出演者や関係者や、お客さんも。


遠くから来てくれた人も何人かいて、

遅くまでごめんよ。

帰り、大丈夫だった?




またあんなのが演れたらいいね。
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