夏の日の独白

2008-07-22 09:41:33 | Weblog

私は年々、頑固になって行く。

携帯のメールでお悔やみの言葉が送られ

ひどく暑い日、

私の意識は鼻に開いたピアスの穴から

抜けていってしまいそうだった。


ほとんどの事はどうでもいい。

どうでもよくないのは、それ以外のほとんどだ。


何か一つ、行動を起こす度に私は

それで得たものと失ったものについて

考えないわけにはいかなかった。


どうして?と聞いたって誰かから答えが

返ってくるなんてことは有り得ない。

自分で作った設問の解答は、

自分で作らなければならないのだ。


そのことは私をうんざりさせた。

まるで忘れられて放置された小魚の漬物みたいだ、

見栄えも悪いし、ぞっとさせられる。


コミュニケーションの方法論がいくら進化したところで

「個」は「個」で、

不必要な物を欲しがるのは我々の悪い癖だ。

私に必要な物なんて、

はっきり言ってたかがしれている。

強いて挙げてみれば、

水と、二酸化炭素と、太陽光くらいのものだ。

でもだからどうだっていうのだ。


それにしても、海・・・・・・・・・。

また海に行けたら

どんなにいいだろう?


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