西部講堂 2010年秋

2010-11-22 10:40:15 | Weblog


昨日は素晴らしかった。

山口冨士夫は健在であった。

白髪にサングラス、

ギターも歌も、(多少ヘロヘロな場面もあったが)

凄みを増していた。

抱えていたのは歳月と、

チェリーレッドのギブソンES335。

あの昔の「村八分」のライブ盤で使ってたのと

同型のギターだ。

40年の年月がそれだけでくにゃっと曲がって、

西部講堂ごと時代がタイムスリップする。

1970年へ?いや、年代なんか関係ない時空へ。


黄色がかった満月の前庭で、

飲みながらライヴを待っている時間も心地よかった。

隣の建物から聞こえてくる吹奏楽部の学生の

合ってるような、合ってないようなブラスの音。


蛇足みたいだが、冨士夫さんの前に出た「オシリペンペンズ」も良かった。

あの異様な楽曲のセンスはもはや「才能」だと思う。

もしくは「天然」か(笑)。


本当なら「ドリルマン」も観れたのにな、と思うと

少し哀しかった。

キューゾーくんの復活を願う。


そして俺自身も、

復活しなくちゃ と思う。




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