昨日は素晴らしかった。
山口冨士夫は健在であった。
白髪にサングラス、
ギターも歌も、(多少ヘロヘロな場面もあったが)
凄みを増していた。
抱えていたのは歳月と、
チェリーレッドのギブソンES335。
あの昔の「村八分」のライブ盤で使ってたのと
同型のギターだ。
40年の年月がそれだけでくにゃっと曲がって、
西部講堂ごと時代がタイムスリップする。
1970年へ?いや、年代なんか関係ない時空へ。
黄色がかった満月の前庭で、
飲みながらライヴを待っている時間も心地よかった。
隣の建物から聞こえてくる吹奏楽部の学生の
合ってるような、合ってないようなブラスの音。
蛇足みたいだが、冨士夫さんの前に出た「オシリペンペンズ」も良かった。
あの異様な楽曲のセンスはもはや「才能」だと思う。
もしくは「天然」か(笑)。
本当なら「ドリルマン」も観れたのにな、と思うと
少し哀しかった。
キューゾーくんの復活を願う。
そして俺自身も、
復活しなくちゃ と思う。
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