あらゆるすべての物事を引きずって引きずって引きずって、
引きずり倒して進む装甲車のような我々の人生に、
「GO」も「STOP」もなかった。
あったのはただ、「ON」か「OFF」だった。
寒い季節が訪れる前に、
堅く乾いた確固とした小さな「種子」になって眠ろう。
目覚めた時はまた別の夢の中。
ハロウィン的な、チープでちっとも怖くないホラー・シネマみたいな
書き割りみたいな風景の前でまた、
かっこつけてくるくる回ったりとかさ。
僕は目覚めたままで冬眠する熊みたいに目を開けたまま眠るから、
そういうのってけっこうお似合いだったかもしれない。
巨大なる円環の、閉じていく音を遠い唄みたいに聴きながら、
僕はまたどうすれば「貝」になれるのかってことだけが知りたくて、
少しだけ哀しく思いながら遠くへ出かけたり、
心の中で「でんぐり返り」したり、とかを繰り返していくのでしょう。
君はもう、風邪引いたりとか・・しなくて済むのかい?
僕はその辺は、全然駄目だね。
はははのは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます