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働き方改革VS国会審議

2018年03月06日 10時48分11秒 | 国を憂う
森友問題はまた新しい局面に入った感。朝日新聞VS安倍政権の泥試合? でも執念、朝日のスクープには違いない。
「そんなことはありません」と政府側が絶対否定できないんだから、それらしい、それに近い行為は行われたんだろうな。いずれにせよ安倍さん側はまた一歩追い詰められた感なんじゃないかな。

今国会は「働き方改革国会」だそうだが、政府側の落ち度(故意の情報操作)で法案の一部を削除せざるをえなくなった。「国会内の働き方」改革が先じゃないでしょうか。生産性(コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス)の悪さの典型を見せつけられてると思いませんか。600億円らしい衆院選挙なんかもそう。

日本は欧米に比較して労働生産性が低いとよく言われる。僕も会社時代コンピュータを通して業務の効率化をやってきた立場で「無駄が多い」のは実感してきた。
上が交代するとそれまで作ってきた管理資料が廃棄され、新上司の考える資料に変更させられた、させる実態を多くみてきた。「それじゃ業務じゃないでしょう」と反発すると、「決めるのはオレだ」と言わんばかりのパワハラもあった。「部長に昇進したんだからヤラナクっちゃ」でがんばるんですよね。
違う違う。組織でやる業務なんだからできるだけ「個人」を抜くのが原則。業務っていくつかの決められたINPUTから決められたより価値あるOUTPUTを生産すること。加工の過程で使われる規則、基準等もあらかじめ決められてて客観的な物であるはず。こういうINPUTとOUTPUTの集まりが組織の業務であるはず。
業務の全てがこうじゃないのは当然、「創造性」が求められる分野なんかはこうはいかんでしょう。日本の生産性が低いのは前者の分野でいまだに「個人の仕事」が横行してるからだと思ってます。会議が多いのもここに原因があるのと違いますか。
「同一労働同一賃金」と言われますが、何が同一価値の仕事か現状では判断できんでしょうと常々思ってるのです。

「働き方改革」の中で「昼は寝てて夜中仕事したいと考える人もいるでしょう」という答弁もあるようですが、ちょっと気持ち悪く聞いてます。本来夜は寝て、昼活動するのが人間の本性じゃないですかね。それが「健康な営み」なんじゃないでしょうか。ならばむしろ「そんな働き方は辞めていきましょう」と唱えるべきでは。残業もしないのが本来だと思うのです。残業しないでも生活できる体制を考えるのが先で、その後で「どうしても多忙な時は」と考えをすすめるべきじゃないですかね。
コメント (2)
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