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遅い日の出

2013年12月11日 08時36分02秒 | つれづれなるままに
今は日の入りが一番早くなってる頃(16:28頃)で、日の出は月末あたりが一番遅くなるらしい。
毎朝6時半に外で体操してる。今朝おもしろいことを発見した。
羽田を飛び立った西方面行きの飛行機がうちの上を飛ぶ。まだ高度もそんなに高くない。3000から4000m位じゃないか。
体操を始める前に飛行機音で空をながめた。まだ明けきってないから薄暗い。そんな中を黒い機体が翼のライトを点滅させて飛んでた。10分体操した後でまた飛行機音。さっきと同じ黒い機体を探すがない。見つけた。今度は機体が太陽の光を反射して白く光ってるのだ。点滅ライトも確認できない。
宇宙空間(それほど大げさなもんじゃないか)にできた地球の接線状の光部分と影部分を飛ぶ飛行機。日の出が遅くなってるのを実感した発見。
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歓喜を歌った

2013年12月08日 19時01分33秒 | 第九に挑戦


歌い終って帰ってきました。朝10時からで疲れたけど大いに満足してます。歓喜、歓喜。

合唱団の中の1人だからでしょうが、全くあがらず、緊張することもなく、今の歌力を100%出せた本番でした。練習の成果もあるはず。そりゃ随所に「いけねっ!」って箇所ありますよ。でも人間ですからね、あって当然。
第一楽章の演奏が始まった時、小ホール内で登壇のイメージに整列、そのまま袖横の廊下に移動、待機。第二楽章の中盤でステージの袖に整列。二楽章終了時に入場、登壇。三楽章はステージで立ったままま、演奏を聞く。長いから体が強張ってくるのがわかる。やっと4楽章。でも歌うまでまた長い。じっと耐える。バリトンソロが歌いだしていざ合唱。始まったらガンガン進む。このスピード感にのって高揚感も増して行く。自分の歌声が周りの声に同調して響き合うのも何度か感じた。ますます高揚。「よ~しここからフーガ」「次の入りは要注意」そんなことを思いながら歌い進める。「おっと、もう最終フレーズ」、最後は最高に高揚して「歓喜」を歌いあげた。
第九は歌う側も高揚できる歌なんです。いや高揚して歌う歌なんですよ。大満足。

終了後マエストロ、独唱者を交えて講評会。
マエストロが「よかったよ。実は初めてここに来た時この合唱団はだめかと思った。でも今日は驚いた。君達は右肩上がりの成長じゃなく、真っすぐ上に向かって成長したよ。」最高の誉め言葉。話半分にしても成長を認めてくれてるわけでしょう。僕もそう思う。
たたですね、成長の理由は「助っ人さんの参加」でしょう。彼らが入って合唱が変わったのはみんな解ってる。そんなことはどうでもいいです。いい合唱団のいい合唱でした。

         

 左 ゲネプロ風景。登壇はしたけど、マエストロ休憩中。
 中 ゲネプロ三楽章演奏中。合唱団は座って待つことを許された。この後四楽章でゾロゾロ立って歌った。
 右 本番待ち。昼を摂り、正装に着替えて小ホールで待ってる。

「来年もやりたい」と主宰者側が提案してた。今はまだ今日の興奮で考えられない。先輩は「また歌いたくなるのが第九」と言ってたが。
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前日のオケ合わせ

2013年12月08日 07時44分36秒 | 第九に挑戦
本番前日の昨日 初めてオケと独唱者を入れた全体練習をやった。オケは午前中からマエストロと格闘してたよう。合唱団は午後3時から。2時集合、ホールロビーで発生練習をやってステージへ。
私服のオケを前に登壇。前にオケがあって、その向こうにマエストロ、さらにその先は薄暗い客席。初めての立ち位置。やや興奮。
合唱のポイントをかいつまんで練習。なぜか前で出すオケの音に負けたくない気分が出てきて、力入る。いかんいかん7割で行こう。この時点で637,8,9小節の歌い方を強く指導された。最後にここだけはひどすぎるので直そう、直せると思ったのだろう。楽譜にしっかり赤ペンをいれた。
その後第四楽章を頭から通して練習。あっというまに歌いきった。独唱者もさすがプロ、うまいもんです。これだけの「歓喜の歌」ならまっ合格でしょう。
マエストロが「もういいね。うまいよ。自信もって歌ってる感じが出てる。いい、いい。明日ゲネプロがまだあるから今日はこれだけにしよう」で終了。1.5時間の練習だった。またロビーに戻って合唱団だけの反省会と明日の行動確認をやって解散。

そして今日これから本番だ。10時に楽屋入り、最後の練習(入退場練習も入れて)をやって、昼食・正装、そして3時開演。歌うのは4時半ころだろう。力抑え目に満喫した歓喜を歌いたい。
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暴挙を前にむなしい

2013年12月05日 17時30分43秒 | 国を憂う
こんな「悪法」が成立していくとは なんとむなしいことか!

聞こえてくるメディア、有識者の評価でも「現法案でよい」という話はひとつも聞こえてこない。賛成意見であっても「現状では不備か多い。さらなる検討が必要。」と言ってるではないか。
結局国中で「原案でよし」としたのは衆参の与党議員500人弱だけだったのではないか。いや与党議員の中でも本音を言わせたら「このままではまずい」と言う人が相当いるのではないか。

国会の外で声をあげる運動を「テロ」と言うなら、与党がやってることは何と評すればいいのか。「権力の暴力」、まさにこれぞ「テロ」だ。「この法律を作ってくれ」と願ってる国民はいないんだから。

めだたないように「秘密主義」が進行していき、国の『意思決定』が「曖昧」にされて行き、数年後(今回の暴挙が忘れられた頃から)「秘密保護法違反」で検挙者が出てくる。そして国民はさらに物を言わなくなり、国は危うい方に向かって歩を進めてる。

「国会=国民の代表」 うそだ、全くむなしい。
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不安・憤懣

2013年12月03日 08時24分53秒 | 国を憂う
「寝ててくれた方がいい」 と言った。  起きて動きだすと   「テロ集団だ」と言う。

次は「検挙」の手を使うのだろう。
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厳しい練習

2013年12月02日 10時33分19秒 | 第九に挑戦
日曜日の2時から1週前のマエストロ練習だった。厳しかった。
前回の練習ではわれわれ合唱団の限界を知ってちょっと失望したものと僕は思ってるけど、今日のマエストロは「そこから」もう一度立ち直って、「だったらここだけはこうしよう」と決めてきたんじゃないだろうか。自分の思い入れのある部分をプライオリティーつけて順にしつこく歌わせた。結局後のフレーズから前に戻る順で練習した。
歌わせたい雰囲気がなかなか出せない我々にこんな話をしてくれた。
 「声楽はアスリートと同じ。いろんなところの筋肉を瞬時に使い分ける能力がいるんだ。昔フィッシャー・ディスカウが歌う後ろで伴奏したけど、体のあらゆる部分がきめ細かく動くのを見てそう考えるようになった。」
僕は当然できないけど、言ってることはわかるような気がする。マエストロが求める表現イメージをなんとか体現しようとすると普通にはできない。ある筋肉を急に緊張させたり、緩めたり。Aの緊張とBの弛緩を同時にやって、次の瞬間は逆にするみたいなことができないと歌にならんようなのです。声楽家って体揺らせて歌うけど、あれってかっこつけてるわけじゃなく、筋肉をうまく使う為の補助動作なんだと納得しました。
しかもベートーベンは狂人的なところがあって、平気でそれが当たり前かのように「合唱」を書いたという解釈。だから簡単に歌えるものじゃないのは解ってる だそうです。「第九 合唱」のほんとうのところを教えてもらった感です。
そう教えられて歌うと、できないけど少しはそれに近くなるから不思議。曲想も新しい理解ができてきて、内側からのってくるからおもしろい。僕だけじゃなく、合唱団がですよ。4,5回第九でステージに立ったことのある先輩が「こんな風に教えられたのは初めて。質があがるの解るよな。」と感想をもらしてた。 さすがマエストロということでしょうか。
冷静になると、「今日できても、本番ではできない。元に戻っちゃうよな。」が団員の中での感想。それでも前進。
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ラ・ボエームのレクチャー講座

2013年12月01日 10時07分39秒 | オペラに挑戦
昨夜来年のオペラ「ラ・ボエーム」のレクチャー講座があった。演出の馬場先生の講義で内容、ストーリーを知らない僕には恰好の場と思い参加した。一昨日は第九練習、昨日がこの講座、今日は第九のマエストロ稽古 だから3日続けてホール通いになる。

「ラ・ボエーム」って「ボヘミヤン」から来てる単語で「きままに暮らしてる市民」のことらしい。1850年頃のパリの街に暮らす貧乏な芸術家たちの日常を題材にした作品。先生いわく「だからドラマ性はないんだ。私情感だけの作品」だとか。どこかで「でもここが、○○だからいいんだよ」との解説はなかったかも。ただ「僕はここのメロディーがとっても好きなんだ」といったのだけ覚えてる。蝶々さんのようにおおきなストーリーがあるわけじゃなく、貧乏芸術家たちの恋話をつらつら著した作品のようだ。
一般パリ市民を演ずることになるわれわれは2幕に出演するだけらしい。蝶々さんよりは歌う量多いみたい。これでだいたい概要はつかめた。ましてや今は知識ゼロではない。蝶々さんを経験してるからいろんなことが想像できる。
さて参加するかどうかを決めなくてはいけない。あの感動を今一度という気持ちもある。歌喉になってる喉をだいじにもしたい。おもしろい仲間もいる。やっぱりやることがいいのかな。
オペラ初という方もレクチャー聞きに来てる。その魅力を伝えるために古川先生と奥さまが「ラ・ボエーム」の中のアリアを歌ってくれた。練習なしでも歌えて、演技できちゃう。さすがにオペラ人ですね、これには感動でした。初めて参加しようかなと考えてきた人は魅了されたんじゃないか。
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