goo blog サービス終了のお知らせ 

歓喜を歌った

2013年12月08日 19時01分33秒 | 第九に挑戦


歌い終って帰ってきました。朝10時からで疲れたけど大いに満足してます。歓喜、歓喜。

合唱団の中の1人だからでしょうが、全くあがらず、緊張することもなく、今の歌力を100%出せた本番でした。練習の成果もあるはず。そりゃ随所に「いけねっ!」って箇所ありますよ。でも人間ですからね、あって当然。
第一楽章の演奏が始まった時、小ホール内で登壇のイメージに整列、そのまま袖横の廊下に移動、待機。第二楽章の中盤でステージの袖に整列。二楽章終了時に入場、登壇。三楽章はステージで立ったままま、演奏を聞く。長いから体が強張ってくるのがわかる。やっと4楽章。でも歌うまでまた長い。じっと耐える。バリトンソロが歌いだしていざ合唱。始まったらガンガン進む。このスピード感にのって高揚感も増して行く。自分の歌声が周りの声に同調して響き合うのも何度か感じた。ますます高揚。「よ~しここからフーガ」「次の入りは要注意」そんなことを思いながら歌い進める。「おっと、もう最終フレーズ」、最後は最高に高揚して「歓喜」を歌いあげた。
第九は歌う側も高揚できる歌なんです。いや高揚して歌う歌なんですよ。大満足。

終了後マエストロ、独唱者を交えて講評会。
マエストロが「よかったよ。実は初めてここに来た時この合唱団はだめかと思った。でも今日は驚いた。君達は右肩上がりの成長じゃなく、真っすぐ上に向かって成長したよ。」最高の誉め言葉。話半分にしても成長を認めてくれてるわけでしょう。僕もそう思う。
たたですね、成長の理由は「助っ人さんの参加」でしょう。彼らが入って合唱が変わったのはみんな解ってる。そんなことはどうでもいいです。いい合唱団のいい合唱でした。

         

 左 ゲネプロ風景。登壇はしたけど、マエストロ休憩中。
 中 ゲネプロ三楽章演奏中。合唱団は座って待つことを許された。この後四楽章でゾロゾロ立って歌った。
 右 本番待ち。昼を摂り、正装に着替えて小ホールで待ってる。

「来年もやりたい」と主宰者側が提案してた。今はまだ今日の興奮で考えられない。先輩は「また歌いたくなるのが第九」と言ってたが。
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前日のオケ合わせ | トップ | 遅い日の出 »
最新の画像もっと見る

8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様 (サワケン)
2013-12-08 22:20:06
まさに歓喜ですか。
お疲れ様でした。
すべて原語で歌いきった岳さんを尊敬します。
返信する
歌いきりましたよ ()
2013-12-09 07:25:28
サワケンさん おはようございます。
5月始めたころは「歌えるか?覚えられるか?」不安を思いましたね。休まず練習参加、CD聞きまくりでどうにかなりました。15分ほど歌いますが、詞がだぶってるところもあって、そんなに多くないです。最後はメロディーと詞がひとつになって体に沁み込んでましたね。
楽譜は全員が持ってる統一感の為とマエストロの指摘点を認識する為に必要でした。赤ペンだらけです。
宮本さんはおもしろい人でしたよ。
返信する
歓喜疲れ、満喫疲れに (kanou37)
2013-12-09 09:51:35
ご用心。しばらくは極楽ふぬけ状態なのでしょうね。そこまで打ち込めるのか、と、羨ましいです。広く受け入れられる土壌があるのでしょう。お疲れさまでした。
返信する
もう切り替えてます ()
2013-12-09 14:00:49
kanou37君 読んでいただきましたか。
僕の興奮、満足感 伝ったでしょうか。来年もまた歌うかってな気分もでてきてます。車運転してると、ついつい第九のどこかを口づさんでます。体にしみついたんだな。でも「極楽ふぬけ状態」ではないです。もう切り替えてますよ。
すでに来年8月のオペラに参加し始めてるからね。これから練習用CDのオレ用編集です。
第九 同クラスの芥川君といっしょに歌えたのは思い出になりました。
返信する
真っ直ぐ上に向かって成長したよ (hiromi)
2018-07-03 18:40:04
素晴らしいお誉めの言葉でしたね。マエストロの一番最初の落胆した様子から、また気持ちを切り替えて、やれる事を見極めて今いるメンバーのベストを引き出す手腕も見事でした。素晴らしい第9の歌だったことでしょう。惜しむらくは、私が当日会場で第9を聞けなかった事!!
音楽は、舞台は、ナマモノで生きているから。例え録画録音されたものがあってもそれは過去の記憶。生きている人間が歌う肉声を受け止めるのも、またその場に居合わせる事が出来た人間だけ。やっぱり、生演奏が最高ですね。
岳さんの感動をブログでお裾分け頂けて楽しかったです。ありがとうございました。
こんなやりとりを、バスのでんさんも楽しんでるのが、可笑しいかったです。ブログは、感動の共有場所ですね。
さて、次はどこ読もう?(笑)
返信する
次は当然オペラでしょう ()
2018-07-03 20:11:42
hiromiさん 感動しましたね。おっしゃる通りですよ。やはり生ですよね。「今しか聞けない」と思うから気合入るしね。数年前からオペラの生を観賞することにしてますが、そりゃ全然違いますよ。あの臨場感はあそこでないと と思います。
これが「初第九」の経験談でしたね。そして2度目、3度目と経験しちゃった。やはり元気もらえて、熱くなれる合唱に違いないです。
いつかチャンスを見つけて歌ってください。いい経験になると思います。そして今の弾き語りにいい作用がありますよ。
返信する
次は当然オペラですか (hiromi)
2018-07-05 23:39:19
思わず読み終わって第9が聞きたくなり、YouTubeへ(笑)。歓喜の声の渦に巻かれて歌い切った岳さんの気持ちには遠く及ばない。やはり生、実体験ですよね~!(歌える日が遠からぬ事を祈りつつ。)最近では、人形に旅行させて写真を本人に送信してくれる旅行代行サービスがあるとか。世も末です。
さ、それではオススメのオペラに行きますか!
返信する
「次はオペラ」と書いたが ()
2018-07-06 09:15:05
hiromiさん 「次はオペラでしょう」と確かに書いてるんだが、自分でもおかしい。 じゃぁ他になにがあるっていうのかね。うん、書いた自分でもおかしい。
でも貴女と僕じゃ歌がらみで臨場感味わうのがあってるな。蝶々さんは終わってるから、次は「ボエーム」だな。蝶々さんは初めてだったし、歌が少なかった。まだ伊語も解らずでお経同然だった。だから合唱団としての感激、成果はなかったけど、次は思い入れ込めてたから違うよ。(たぶん)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

第九に挑戦」カテゴリの最新記事