森友事件に関して先月大阪高裁が出した「国が検察庁に任意提出したであろう文書の存在すら答えない国の対応は違法」の判断に対し国は上告しないことを決定した。
こういう判断が出てしまえば、「当然だよ」なんだが、これまでの成り行きを振り返るに、「えっ国は譲ったな」の感は大きい。赤木雅子さんも言ってるように、これは門が開いただけで、その先に何があるか、出てくるかは全くわからない。一歩進んだことは事実だが。
今朝の新聞で知ったのだが、雅子さんは以前から石破さんと交流があり、「積極的な開示」を求めていたようです。そんな経緯もあり、石破さんもここは一歩進めようとお考えになったんでしょう。初めて見せた「石破色」の提示じゃないですか。
さて問題はこれからです。判決では「文書の存否を明示しろ」と命じているだけで、「中身を開示しろ」とまでは言ってない。国は文書を出してくるのか、どこまで出すのか(いわゆる「黒塗りで出す」ことだって)、安倍昭恵さんの名前を削除したと言われてる「文書改竄」の有無まで判断できる内容を出すのか、赤木さんが自死に至る経緯が分かる内容まで出すのか どうなんでしょうね。
しかし、国が事実の全てを明らかにしない ということはどういうことだろう。その目的は次の2つ以外にあるのだろうか?
・ 自分達の過去の恥部を隠し、自己保身する。
・ 特定個人の恥部を隠し、その人を守る。
国民のためにある行政機関、だとすると「隠す」という論理がわからない、あってはならない。
こういう判断が出てしまえば、「当然だよ」なんだが、これまでの成り行きを振り返るに、「えっ国は譲ったな」の感は大きい。赤木雅子さんも言ってるように、これは門が開いただけで、その先に何があるか、出てくるかは全くわからない。一歩進んだことは事実だが。
今朝の新聞で知ったのだが、雅子さんは以前から石破さんと交流があり、「積極的な開示」を求めていたようです。そんな経緯もあり、石破さんもここは一歩進めようとお考えになったんでしょう。初めて見せた「石破色」の提示じゃないですか。
さて問題はこれからです。判決では「文書の存否を明示しろ」と命じているだけで、「中身を開示しろ」とまでは言ってない。国は文書を出してくるのか、どこまで出すのか(いわゆる「黒塗りで出す」ことだって)、安倍昭恵さんの名前を削除したと言われてる「文書改竄」の有無まで判断できる内容を出すのか、赤木さんが自死に至る経緯が分かる内容まで出すのか どうなんでしょうね。
しかし、国が事実の全てを明らかにしない ということはどういうことだろう。その目的は次の2つ以外にあるのだろうか?
・ 自分達の過去の恥部を隠し、自己保身する。
・ 特定個人の恥部を隠し、その人を守る。
国民のためにある行政機関、だとすると「隠す」という論理がわからない、あってはならない。