昨日地元の「やまと国際オペラ協会」が主催したドン•カルロを観てきた。 これまで観たことないし、当然歌ったことないし、勉強したこともない。ただテノールとバスが友情を誓いあって歌うアリアは有名で、このアリアがドン•カルロだと思ってる程度。
観終わっての感想 「なんと長い」です。 1時半に始まって、終わったのが6時過ぎてた。原作が長かったようで、長いが故の改訂もされてるようなんですが、昨日の公演は原作により忠実にと「五幕版」で、かつ初演の時にあった幕間のバレーもあったんです。こんなのあるとは知らずに、ストーリーとして何か意味があるのだろうと想像しながら見てた。意味が分からんのに20分以上クラシックを踊ってる。知ってみれば、オペラストーリーと全く関係ないんです。パリで初演した時、オペラ座からの要望でバレーを入れた、それを再現した、それだけのよう。 まっこういうのも意味有ると言えば有るのかも。
まっバレーを抜いても長いんです。ストーリーは単純なんだけど、枝葉を付けすぎてるかも。(今の)日本人がイタリア語劇を考えながら、理解しながら観れる時間は3時間ほどじゃないですかね。途中から話が混乱してきて、劇中の人間関係すら怪しくなっていく。最後はちょっと辛かったな。 ストーリーのおさらいが必要です。
出演者ではロドリーゴを歌った森口さん(バリトン)とフィリッポ二世を歌ったデニス•ヴィシュニャ(バス、ウクライナ人)がよかったね。バスはろうろうと聞かせてくれた。王の悩みがそれだげで伝わってくる。森口さんは声もいい、発音もきれい、演技も上手い 聞き入ったね。
オペラそのものは僕の概念とちょっと違ってて、ソリストさんにしっかり歌わせる、ソロで、いろんな声質の組み合わせで ヴェルディが敢えてそこを狙って作ったんじゃないかと思える構成ですね。椿姫ではソロと合唱が掛け合うところもあるのに、カルロでは無いといってもいいくらい少なかったな。僕の好きな構成のオペラじゃないなの印象。
エリザベッタの西本さんは蝶々さんでいっしょした。森口さんはカバレリアで、大審問官の志村さんとは二度三度ご一緒してる。うれしいよね、昔ご一緒した人をみれるのは。
自分が合唱で「その他平民」を演じてるから合唱の歌、演技が気になる。僕がこれまでやってきた演目ではソリストさんと自分たちが絡むことがあった、できた演目だった。それが有るから面白いと感じてるんだが、このカルロはソリストさんと合唱団の役割に距離が有るんだね。絡みが少ないんですよ。そういう演出なのか、そういう作品でしょうがないのか 分からんですが、こういうのは面白くないなと印象したな。
だからかな、合唱団が動かないで、いわゆる合唱団して歌ってる場面が多いんですね。これはつまらん。座間の先生が絶対に横に並ばないで、見た目に動きが、変化が、凹凸を作るように立って とシツコク注意するんだが、「こう見えちゃうんだ」が分かった。
こういう演出になった理由に会場「シリウス」の大きさがあったかもな。ステージが狭いので人を動かせなかったかもしれない。オケもピットが無く、客席の前部を5列を潰して、平場にオケを配置してた。前列で観てた人はオケの音がまともに聞こえて、舞台の歌声は聞こえなかったのでは。 ぼくは最後列に座ったのでむしろ最高席じゃなかったかな。
庶民レベルが演じる舞台をみせてもらうというの仲間なので何かと勉強になりました。
観終わっての感想 「なんと長い」です。 1時半に始まって、終わったのが6時過ぎてた。原作が長かったようで、長いが故の改訂もされてるようなんですが、昨日の公演は原作により忠実にと「五幕版」で、かつ初演の時にあった幕間のバレーもあったんです。こんなのあるとは知らずに、ストーリーとして何か意味があるのだろうと想像しながら見てた。意味が分からんのに20分以上クラシックを踊ってる。知ってみれば、オペラストーリーと全く関係ないんです。パリで初演した時、オペラ座からの要望でバレーを入れた、それを再現した、それだけのよう。 まっこういうのも意味有ると言えば有るのかも。
まっバレーを抜いても長いんです。ストーリーは単純なんだけど、枝葉を付けすぎてるかも。(今の)日本人がイタリア語劇を考えながら、理解しながら観れる時間は3時間ほどじゃないですかね。途中から話が混乱してきて、劇中の人間関係すら怪しくなっていく。最後はちょっと辛かったな。 ストーリーのおさらいが必要です。
出演者ではロドリーゴを歌った森口さん(バリトン)とフィリッポ二世を歌ったデニス•ヴィシュニャ(バス、ウクライナ人)がよかったね。バスはろうろうと聞かせてくれた。王の悩みがそれだげで伝わってくる。森口さんは声もいい、発音もきれい、演技も上手い 聞き入ったね。
オペラそのものは僕の概念とちょっと違ってて、ソリストさんにしっかり歌わせる、ソロで、いろんな声質の組み合わせで ヴェルディが敢えてそこを狙って作ったんじゃないかと思える構成ですね。椿姫ではソロと合唱が掛け合うところもあるのに、カルロでは無いといってもいいくらい少なかったな。僕の好きな構成のオペラじゃないなの印象。
エリザベッタの西本さんは蝶々さんでいっしょした。森口さんはカバレリアで、大審問官の志村さんとは二度三度ご一緒してる。うれしいよね、昔ご一緒した人をみれるのは。
自分が合唱で「その他平民」を演じてるから合唱の歌、演技が気になる。僕がこれまでやってきた演目ではソリストさんと自分たちが絡むことがあった、できた演目だった。それが有るから面白いと感じてるんだが、このカルロはソリストさんと合唱団の役割に距離が有るんだね。絡みが少ないんですよ。そういう演出なのか、そういう作品でしょうがないのか 分からんですが、こういうのは面白くないなと印象したな。
だからかな、合唱団が動かないで、いわゆる合唱団して歌ってる場面が多いんですね。これはつまらん。座間の先生が絶対に横に並ばないで、見た目に動きが、変化が、凹凸を作るように立って とシツコク注意するんだが、「こう見えちゃうんだ」が分かった。
こういう演出になった理由に会場「シリウス」の大きさがあったかもな。ステージが狭いので人を動かせなかったかもしれない。オケもピットが無く、客席の前部を5列を潰して、平場にオケを配置してた。前列で観てた人はオケの音がまともに聞こえて、舞台の歌声は聞こえなかったのでは。 ぼくは最後列に座ったのでむしろ最高席じゃなかったかな。
庶民レベルが演じる舞台をみせてもらうというの仲間なので何かと勉強になりました。