車に小さい異常を感じたのが昨年の11月頃から。12月のラスト白州の帰りになんとなく強くなってるように感じて、これは診てもらうのがいいと判断、今日診察の予約をしておいた。
状態は定速から減速してきて、時速20kmあたりまで下がった時ミッションが「ガツン」とショックを発生するんです。(オートマ)ギアが低速にシフトする時に何か引っ掛かりがあるんだろうね。ただし、走り出して30分ほどは出ないんです。だいぶ走行した後で出始めるんです。出始めたら,常にあるんですが、強弱はあります。
車のエンジンとミッションは心臓に匹敵する部分、ここの異常はほっとけない。いつ動かなくなるか分からん危険があるものな。
そして今日の診断。結論が「交換されることをお勧めします」だったのです。その理由、
・もう20年も走って来た車
・今ミッションオイルの交換で直るのかもしれない。でも再発可能性大。
・じゃ、ミッションを交換するか? やれば直るが、60万ほどかかる。
・他の箇所も老朽化してると考えられる。維持費の増加があるだろう。
ここまでは理解でき、納得の範囲なんですが、まっだましだましもう少し乗るというのも考えるところだったんです。ところが先方はさらに押しの一手を出して来たんですよ。「同じ車種でまだ走行距離17000kmの車を年末に下取りして在庫してるんです。この車種はもう10年前に生産停止してるんですが、人気が高く、これから市場に出すとすぐに買い手が着くものと思われる。これから売値の査定する段階、買うと言って頂ければ,優先で押さえます。」 さらに「そこに車あります。見てみますか。」ときたね。 おいおい、この流れ 全部仕組んであったじゃないの? と思っちゃうほどの出来た話。 で、その車見ちゃいますよね。同じ車種でも製造停止になる寸前のモデルだとか。 今の車と同じ車種だから室内には馴染み感がある、そこへもってきて機器も新しいはね、さらに掃除してあって断然綺麗、今の車と比較したら新車みたい。「これにするか」と心動くはね。
さて、自分のこれからの車生活は と考えますよね。あと5年白州で遊びたいよなと考えると「爆弾抱えた車」はまずいな、だましだましもそこまではもたんな。としたら今交換か? 人生最後の車って言うのもありかもな。「買い換え」に傾きつつも、まっ家でかみさんと相談してからと考え、帰ろうとしたら、「今(僕の車の)下取り額を査定してますから」だって。 なんだこれはほんとに「出来レース」じゃないのかよ。
ディーラーとしての売値が決まって、下取り額を差し引いた額を提示します。その額で予算が合わなければ、断っていただいても結構です という話まで頂いて旧車で帰ってきた。
早速かみさんに相談。「私はそんな故障車で白州に行かれたのでは心配でたまらん。換えたら」と言われて決めた次第。
新年早々こんな物語ができるとは考えてもいんかったな。でもこの歳でまた車を換えられることに小さい興奮もある。幸せ者なのかもしれないな。