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庶民的経済話

2020年10月07日 08時25分18秒 | つれづれなるままに
朝散歩でよくごいっしょし、世間話をするお姉さんがいらっしゃる。今朝久しぶりに話をした。その中で僕が「Gotoトラベル、Gotoイートは利用されるんですか?」と聞いたところ、「積極的に利用する気にはなりません。」とおっしゃる。その心は「こういう制度を利用できる人ってやはり今余裕のある方じゃないですか。現実には仕事もなくなり、住む家さえ無くしてる人が大勢いらっしゃるじゃないですか。そう思うと、税金の使い方としてこれでいいのかなと思うんです」だそうです。「そんなふうに考えるか」「そういう考えにも一理あるな」と思いつつ、その先を考えてみた。
「経済を活性化させる」=「(より)多くの金を社会で回すこと」だとすると1万円を1万円として回すより3万円にして回す方がいいのだろう。じゃそんな手段はあるだろうか。そこが今回の施策のツボなんだと解ったような。1万円の税金投入にそれを使う人が自腹の2万円を追加して使ってくれたら3万円が回る効果を生む。ここを狙った施策なんですね。
確かにこの施策では「今困ってる人を今助ける」ことはできないが、時間幅を広げれば「より大きな活性を生む」効果があるのかもしれない。これが為政者が考える経済政策なのかな。
大和市では独自に運用する「にぎわい大和プレミアム商品券」が販売されようとしてる。10,000円の出費で13,000円分の買い物ができるという商品券。3000円分が税金からのプラス分ですね。当然ですが、この買い物は市内の登録店舗でのみ利用できるというものです。さらに、内5,000円分は中小店舗でしか使えないという制限がついてます。こうやって効果がかたよらないようにとの配慮がされてるんですね。
官の施策 一概に否定できるというものじゃないな、税金の使い方って広い視野で見ないといかんな、経済って面白い側面もあるな(1+1が2だけじゃないみたいな 無から有を生むような) 朝から庶民的経済学をやってます。
コメント (7)
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