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小学校英語教師はロボット

2018年06月09日 08時45分51秒 | つれづれなるままに
今朝のニュース 近々始まる小学校での英語教育、「ロボットが教えては」との開発が進んでる話を報道してた。
「小学校から英語の授業を」と言い出した時から「えっ、先生質的量的に準備できるの?」と不安を思った。文法よりも日常会話を学ぶことで「英語になじむ」ことが第一目的だからなおさら不安だった。
そこにロボットが登場しそうな話だ。報道されたのは高さ50cmほどの人型ロボット。教壇の机に立って(歩くことはしない)、上体を器用に動かして生徒とやり取りをする。見た第一感は「おっ、これもありか。いいかもね。」「さすが日本企業、目ざとく金になりそうな物づくりだな。」だった。生徒もロボットを前にして興味深々。「僕もあんなふうに英語喋れるようになりたい」と素直だ。
次にそのクラスの担当の女性教師の弁。子供とロボットのやり取りを見たあとでの感想。「ネイティブな発音ですしね、子供もくいついていくようで」と言ってた。あれっ自分の仕事がロボットに取られていく前ぶれなんだけど、そこに疑問は持たんのかのう? 今の忙しさが背景にあって、「ともかく軽減してくれるならなんでもいい」ということなんでしょうか。
そこからもちょっと深い所を考えてみると、僕はちょっと気持ち悪い面を思うようになったのですが。
まず、「非人間性」。 大学性ならロボットが先生でもいいだろう。でもさ、まだ10歳前後の子供ですよ。まだまだ生な人間とのふれあいが大事な時期なんと違いますかね。
次に「スマホゲーマー」の養成につながらないか? 「機械に遊んでもらう」ことが当たりまえになっていきそうで薄気味わるいんです。
最後に「先生の反応」でしょうかね。先生自らが「これって幼児教育としていいことなんでしょうかね?」と小さな疑問くらいは感想してほしいな。先生が丸のみしちゃうと歯止めはだれがかけるの? 
それとも人間社会の近未来はAI、ロボットが人間の上にいる社会でしょうがないってことでしょうかね。
コメント (4)
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