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無責任国家

2018年06月01日 16時18分19秒 | 国を憂う
新しい月、でも憂鬱な月がスタートする日に何と陰鬱なニュースとそれへの感想を書かなきゃならんのか!
国権の最高機関「国会」が1年以上もゴタゴタしてるのは全国民が知ってる事実。当然誰かがそれ相応の責任を取るのがあたりまえでしょう?なのにこのままではだれも責任を取らないか、「相応じゃない」責任取りで終わってしまう。これでは日本は「無責任国家」になっちゃう。

昨日大阪地検が森友問題の全ての告発容疑を「不起訴処分」と決定した。
まず地検へ。僕にはどこかに「刑事罰」が存在して当然と思える事態です。国民の多くもそんな感想ではないだろうか。いやっ国民がそういう思いだから「刑事罰」に問うというのは正しくないことです。司法には司法の論理があるでしょうから。では納得できる解説をしていただかないと困る。地検山本部長は問題が問題だけに「やることが義務付けられてない」会見を開いた。これは実に真っ当です。ところがその会見で「捜査結果の具体的な内容は控えさせて頂く」と何も語らなかった。これじゃ「ガス抜きだけが目的の会見」と言われてもしょうがない。やらない方がよかったかも。「貴女まで忖度してんの?」と僕は思っちゃう。
当然告発人は「検察審査会」に審査請求すると即刻対応してる。当然でしょう。

さて、審査会の裁定にも注目していくとして、いまの状況を整理してみると、「司法」は「責任を問えない」と判断した。「行政」が起こした混乱。 これを問うのはもう「立法」しかない。 この1年を振り返ってみて、どうにも今の国会では出来そうにない。 陰鬱だね。 どつきたくなるね。

おそらく小学生でも国のゴタゴタを知っている。誰かが責任を取るのが当然とまで考えられるんじゃないかな。それが「誰も責任取らない」でウヤムヤになったとしたら、社会は彼らにどんな教育をしたことになるのか? 由々しき問題です。
コメント (2)
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