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バートランド・ラッセル著 「幸福論」

2017年12月14日 14時47分28秒 | つれづれなるままに
NHKの「100分de名著」は好きな番組で、教本が十数冊になっている。
11月はバートランド・ラッセル著 の「幸福論」だった。バタバタしててゆっくり聞く時間がなかったので録画しておいた。それを昨日と今日で100分聞いた。大感銘ものでした。

 1. 自分を不幸にする原因
 2. 思考をコントロールせよ
 3. バランスこそ幸福の条件
 4. 他者とかかわり、世界とつながれ!

上は4回分のサブタイトル、う~ん、上手く伝わらんかな。 「幸福論」というとなんか理屈っぽく、説教めいてくるものと思うけど、そんなところは全くない。講師も伊集院光君も言ってるけど、ほんとに解りやすい書き方をしてると思う。著者は元々数学者だったようで、なかなか論理的に書かれてるようだった。
「そうだ、そうだ、僕もそう思うな」と納得することばかり。自分の考え方を整理するのにも役立ったように思う。

姉の面倒を看始めたこの時期にこの本を勉強したことも何かの引き合わせかもしれないと思う。姉がどうしてこういう性格になり、こういう精神構造になってきたのか。今の状況から脱出するのには何が大事かをも教えてくれてるように聞いた。
著者も姉もトラウマを抱えていた。著者は数学に没頭することで「ほんとに小さい幸福」を手にした。その小さい幸福を大きい物に発展させる能動で自分の周りと関与していくことができ、社会的幸福にまで(もっというと社会を変革する=平和運動にまで発展させたんだが)行きついたのだ。姉の場合はたぶん手にしたろう「小さい幸せ」を大きくする能動(「獲得」すると呼んでるが)がなかったんだろう。外に広がることなく、逆に内に籠っていったんじゃないかな。そのあたりがわかれば対処方法も見えてくるというものだ。
いい著書を勉強させてもらったものだ。まさに「100分de名著」でした。
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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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う~ん、コメンテーターとしては頭を抱える (sky)
2017-12-15 09:54:21
どうコメントしたものか、昨日から考えているが、浮かんでこない。幸せとは何だろう。幸せって良いことよね。TVをみていればよかったな。
ここは、常連さ~ん。出てきて下されー。切り口のヒントになるからね。
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興味がおありでしたら ()
2017-12-15 13:14:32
skyさん こんな話 コメントしづらいですよ。無理はせんで。
興味があるんでしたらNHKから出てる教本を読まれてはいかがでしょう。560円ほどですよ。「身分証明書としての運転免許証」よりもリーズナブルな買いもの、読みものでお薦めです。自分の幸福感を整理できるんじゃないかな。
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またまたこの場をお借りして (sky)
2017-12-16 09:33:47
本日ランチ会、あと一人枠があります。
私みたいに遅刻でも、あるいは今日都合が付きそうだの同期の方、いらっしゃいませんか?いいよね、岳さん。
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あと1人 うまらなかったな ()
2017-12-16 20:12:40
skyさん こんなものですよ。
まっ9人来て、楽しい時間が共有できたからいんじゃないですか。
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