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防衛省の研究費制度

2017年01月15日 09時22分02秒 | 国を憂う
トランプ嵐が地球上吹き荒れてて、それ以外の話はどれも裏の裏に隠れてしまうような状況。でも大小の変動も起きてるわけで、トランプだけに注目してるわけにはいかない。
僕が注目してるのは防衛省が大学、国の研究機関に対して研究費を援助する制度の動向。
一昨年から制度化され、初年度は3億円の予算、昨年は6億円の予算で実施してきた。それが新年度予算要求で110億円を計上し、満額了解されたのだ。
財政危機のあおりで文科省からの交付金が減額され、研究費の捻出に困窮してる大学の研究室。そこへ「こういう研究をやってくれるならお金だしますよ」と餌を撒いてるわけでしょう。しかも新年度は膨大に増額する。
今の政府が日本をどういう国にしたいのか、国とはどうあるべきと考えてるかが透けて見えると思うのです。
「近隣諸国より強い国防力を保持してこそ国が成り立つ」「軍事力あっての国」「分立ではなく関与の体制」 そういうことなんでしょうね。
一概に否定するつもりはないですが、どこかの大学の校歌にある「学の独立」はどうなってしまうの? です。「純粋な研究」に権力が首をつっこむのは間違いでしょう。
好き勝手にやらせる「寛容さ」 それを忘れては「真の国力」は備わらないと考えます。安倍政権の姿勢にはやはり反対です。
コメント (2)
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