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最過酷レース

2009年12月29日 08時41分04秒 | つれづれなるままに
昨夜NHK-BSで最も過酷なと思わせるレースのドキュメントを見た。
ウルトラトレイル・ド・モンブランだ。
   http://www.goldwin.co.jp/tnf/mont_blanc/
ここまで過酷なレースを考え、挑戦する 人間の欲って凄いなと思う。
3位でゴールした鏑木さん40才 早稲田で箱根駅伝を目指したが怪我で断念。その後山岳マラソンに傾注。3回目のモンブラン。昨年4位。奥さんと二人三脚で山岳マラソン人生を送ってる。
今年で7年連続完走(制限時間46時間)をはたした70才のおじいさん。昨年癌がみつかり、来年手術が決まってる。奥さんがコースを先回りしてサポートする。くじけそうなご主人を奮い立たせる一言もどうにいったもの。このおじいさんのゴールは大会役員のある女性がお迎えすることになってるという話。こんなところは暖かい。
体調の異変に気付きながらも来年の出場権のために完走する日本人もいた。

レース中は肉体的にも精神的にも苦しいに決まってる。それは僕なんかの想像できる世界でないだろう。でもこの映像を見てると、参加者は今レースを止めること、来年の挑戦をあきらめることのほうがもっと辛いことなんだろう。

人それぞれが自分の楽しみを持ってる。他人からみれば「おかしいんじゃないの」と言われることかもしれない。そんな楽しみをもってる人が幸せ者なんでしょうね。
コメント (2)
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