久ぶりのオーケストラ

昔はよく聴きに行ったのだが、気が付いてみれば、最後に行ったのがいつかもわからないオーケストラを聴いてきた。
通常の交響楽団コンサートの重さや堅さがない、ちょっと柔らかいコンサートだったので聴きやすいのがまたよかった。
生はオーケストラでなくてもいいのだけれど、やはりＣＤやＦＭでは聴けない音でいい。席も前から12列目とすばらしく久しぶりに感動ものでした。
より感動したのはソプラノの歌声とストラディヴァリゥスの音色。
ソプラノは「臼木あい」という30前の若手。芸大大学院を首席卒業したらしくさすがでした。ソプラノなんて生で聞くのは初めて。第九のソプラノは聞いてますが、純粋のソロ生は初めて。うまい、聞かせてくれる、こんな歌手が日本にも育ってるんですね。驚きながら聴きほれてました。
ストラディヴァリゥスは「千住真理子」さんのヴァイオリン。楽器の音色が解るわけないですが、ストラディヴァリゥスと言われただけで別の楽器に聞こえるのが我々でしょう。ストラディヴァリゥスの生音も初めてです。低音の音が普通のよりきれいと聞いているので聞き分けようとしたのですが、当然「きれいだ」の単なる感想におわりました。でも興奮しました。
最後に出演者全員でのクリスマスソングメドレーがあり、１週間早いクリスマスに酔いしれたおくさんと僕でした。