ちょっと用事があって地元の林業家でシイタケ栽培者のMさんに会いに行った。
僕からの用事はすんなり受入れていただき、友人との約束は守れて一安心。
その場でMさんからこんな話が出た。
「ところで岳ちゃん お宅のカラマツ切らない?」
「えっカラマツなんか切って何に使うの?」
「いや 材にするんじゃないんだ。この上の住人達がね『あのカラマツがないと八ヶ岳がきれいに見えるんだが』って言うんだよ」
「えっ何それ。そんなこと考えてる人いるんだ」
なるほどね、うちの木が景観の邪魔だというわけか。
これってすごい我がままだと思うのですがどうですか。当然即返で
「切りませんよ。芽吹きも綺麗だし、落葉も綺麗だもの」と答えました。
Mさんから「そうだよな」の返事。 自然を知ってる人は本質を解かってるのです。
こんな相談をMさんに持ちかけた人達は都会から来た別荘族に決まってる。「自然はすばらしい、大切にしなきゃ」を口にして都会を離れて来たんだろう。切れと言ってる木は貴方が生まれる前からここで生きてきた木だっていうの。この土地にとっては貴方以上に必要な物なんですよ。
こんな「我がまま」が田舎の荒廃を早めるんだ。
僕からの用事はすんなり受入れていただき、友人との約束は守れて一安心。
その場でMさんからこんな話が出た。
「ところで岳ちゃん お宅のカラマツ切らない?」
「えっカラマツなんか切って何に使うの?」
「いや 材にするんじゃないんだ。この上の住人達がね『あのカラマツがないと八ヶ岳がきれいに見えるんだが』って言うんだよ」
「えっ何それ。そんなこと考えてる人いるんだ」
なるほどね、うちの木が景観の邪魔だというわけか。
これってすごい我がままだと思うのですがどうですか。当然即返で
「切りませんよ。芽吹きも綺麗だし、落葉も綺麗だもの」と答えました。
Mさんから「そうだよな」の返事。 自然を知ってる人は本質を解かってるのです。
こんな相談をMさんに持ちかけた人達は都会から来た別荘族に決まってる。「自然はすばらしい、大切にしなきゃ」を口にして都会を離れて来たんだろう。切れと言ってる木は貴方が生まれる前からここで生きてきた木だっていうの。この土地にとっては貴方以上に必要な物なんですよ。
こんな「我がまま」が田舎の荒廃を早めるんだ。