音楽ホールで夏越の祓

昨日6月30日は「夏越の祓（なごしのはらえ）」
この半年間の穢れを祓い無病息災を祈り、残りの半年の健康と厄除けを祈願する日です。
年明けからもう半年経ってしまったのですね！

今年の夏越の祓いは音楽ホールで、推しピアニスト角野隼斗さんのクラシック演奏会♪
会場は5年振りの（空白の3年間でどこへ行くのも久し振り！）大宮ソニックシティホール、
仕事場を少しの時間早退して夕方からいざ大宮へ！
2,500人収容の大ホールは2階の端まで満席でした！

第138回さいたま定期演奏会
指揮：下野竜也
ピアノ：角野隼斗
管弦楽：日本フィルハーモニー交響楽団

＜プログラム＞
・フィンジ：前奏曲へ短調（弦楽合奏）
・バルトーク：ピアノ協奏曲第3番
　　アンコール　ショパン：「華麗なる大円舞曲」変ホ長調　op.18　
・ベートーヴェン：交響曲第6番《田園》
　　アンコール　ベートーヴェン：歌劇「フィデリオ」より第一幕「マーチ」

角野隼斗さんの演奏は今年2月にはるばる長野県上田市へ行って以来、
前回はリサイタルだったので、今回のピアノ協奏曲がとても楽しみでした！
バルトークのピアノ協奏曲第3番は小説『蜜蜂と遠雷』で主人公が演奏する曲、
映画での素敵な演奏でこの曲を知り、第3楽章だけ演奏会で聴いたことがあり全曲は初めて。
角野さん奏でるキラキラのピアノの音とオケとの掛け合いが素晴らしかった～♪
同じ曲を、今月末にも角野さんと別のオケで聴けるので、聴き比べが楽しみです。

ベートーヴェンの交響曲＜田園＞では、これから夏へと向かう季節を感じる演奏で、
瑞々しい里山の風景が目に浮かぶようでした。

演奏会に気付くのが遅かったので、残っていたチケットが少なく2階席になってしまいましたが、
音はまとまって綺麗に聞こえ、全体を見渡せて十分楽しめました。
さいたま市の有名な盆栽園から、樹齢250年の杜松と樹齢120年の山紅葉がステージに飾られていました。
　
カーテンコール時には撮影OKというご配慮も嬉しかったです。
今年は、クラシック音楽の演奏会へたくさん行こうと思っています♪