今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

ヨシタケシンスケの絵本

2015-09-08 | 本の紹介
今日は二十四節気の「白露」、空気は冷えてすっかり秋になりました。
露どころか台風が近づいていて、
お盆過ぎから連日雨が降り続く悪天候はもうしばらく終わりそうもありません。
台風で大きな被害が出ませんように。

近ごろ、書店で絵本コーナーへ行く機会が増え、楽しい絵本にたくさんめぐり会っています。
そのお一人がヨシタケシンスケさん。
以前も記事にした『りんごかもしれない』、書店ですっかりはまりました。
当たり前に「りんご」だと思っていたものが、もしかしたら違うものかもしれない!と、
ちょっと疑ってみるというこの空想遊びは、絵にすると本当に面白いです。

その第2弾が『ぼくのニセモノをつくるには』、この2冊とも図書館へ入れました。
やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた君。
ロボットを作るために、ぼくってなに?じぶんらしさ…じぶんらしさとはなんだろう…?と考え、
改めて自分を考えることの面白さに気付きます。
面白いだけではなく、大人の思考にも十分耐える主題です。

そして、子どもから大人へ言いたいことシリーズ絵本が出ました。
『りゆうがあります』
「ハナをほじったり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。
こどもたちが、ついやってしまうクセ、それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです!」
その理由たるや、まぁ驚くようなものばかり。



さらに近々出版されるのが『ふまんがあります』
「おとなは夜おそくまでおきているのに、どうしてこどもには早く寝なさいっていうの?
だから、おとなっていろいろズルいと思うの!」
そう、大人はズルいのですよ。

絵本って、書店さんには申し訳ないけどその場で読めちゃうのです。
汚さないように、ページを折らないように、そぉっとページをめくると思いがけない展開に!
店頭で夢中になった、そんな絵本のひとつがこれ。


『パンダ銭湯』tupera tupera 著

お風呂に入る時のパンダには、トップシークレットがあったのでした!

実りの秋

2015-09-05 | 美味しいもの
食べ物の(さらに!)美味しい季節になりました。
(私はいつでも美味しいですが。。。)

埼玉県のブランド梨「彩玉」を、いただきました。
1個が500g以上もある大きな梨で、瑞々しくしゃっきりとしてとても甘く、大好きです♪
今がちょうど旬。
近々、私もお気に入りの農園さん(こちら)へ行って、直接買ってこようと思っています。

 

一緒にいただいた手打ちうどん、しこしこつるつるで、本当にお上手!
ご馳走さまでした。

我が家のイチジクも実り始め、毎日3.4個熟すので朝に収穫♪
木で完熟したイチジクの実を手で割りスプーンですくって食べていますが、甘くて最高に美味しいです。

 

以前記事にしたココナツオイルも続けてとっていて、これを使って美味しく出来たのがフレンチトースト♪
フライパンにバターの代わりにココナツオイルをひいてトーストを焼いてみました。
ほんのり甘く、そして香ばしく、ココナツオイルを無理なく取れて、これは良いです!

最高品質のオーガニックエキストラバージンココナツオイルを、毎日大さじ2杯、
コーヒーに入れたり、サラダにかけて飲んでいます。
ココナツオイルを飲み始めて1カ月以上ですが、一番変化を感じたのが肌がツルツルになったこと!
特に、ヒザ、ひじ、かかとがツルツルです♪
今のかかとのツルツル度は手でいつも触りたくなるほどで、このかかと、小学生以来な気がします!!
ダイエットして油断ちすると、肌や髪がパサパサかさかさになります(経験済み)が、
きっと身体にはある程度の油は必要なのでしょうね。

大好きな美味しいお菓子たちも♪
京都北山マールブランシュの「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」と、ダロワイヨのマカロン詰め合わせ♪



夏の間、体を動かして痩せたのに、身体も「実りの秋」になってしまいそうな、嬉しい悲鳴です。
食べたら、また動けばいいのよね。。。

図書館だより 「Library News 9月号」

2015-09-02 | 司書室より
図書館便り「LIBRARY NEWS 9月号」を発行しました。
こちらです。Google版 Yahoo版
今月号の特集は「第153回芥川賞・直木賞発表!!」として、
芥川賞の又吉直樹著『火花』、羽田圭介著『スクラップ・アンド・ビルド』、
直木賞の東山彰良著『流』を紹介しました。過去記事
『火花』『流』、それから芥川賞2作品が掲載されている文芸誌『文藝春秋9月号』は図書館に入っています。

又吉効果で、『火花』初出の文芸誌『文學界 2015年2月号』は史上初の増刷となり169万部を発行、
単行本『火花』は現在229万部を発行、芥川賞作品掲載の『文藝春秋9月号』は110万部を発行!
たいへんなことになっています。

直木賞受賞作の東山彰良著『流』は良かったです。
前代未聞の満票決着だったそうで、ある審査員に
「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった。」と言わしめました。
壮大で硬質な文芸作品だと思いました。
祖父の死の謎を追って、主人公が台湾・日本・中国と3つの国へ渡ります。
私は数年前に台北を訪れましたが、町は清潔で食べ物は美味しく、人は親切でした。
この作品には1970~80年代の台湾・台北の様子が描かれていましたが、以前はこんな状況だったのだと驚きました。
この20年、急ピッチで近代化されたのですね。

「今月の作家」としてイギリスの作家サマセット・モームを取り上げました。
今年は没後50年です。
モームといえば私の中では『月と六ペンス』、画家のゴーギャンをモデルに描かれた作品です。
ゴーギャンの詳しくを良く知らないまま若いころに読みましたが、再読したくなりました。