今日は二十四節気の「白露」、空気は冷えてすっかり秋になりました。
露どころか台風が近づいていて、
お盆過ぎから連日雨が降り続く悪天候はもうしばらく終わりそうもありません。
台風で大きな被害が出ませんように。
近ごろ、書店で絵本コーナーへ行く機会が増え、楽しい絵本にたくさんめぐり会っています。
そのお一人がヨシタケシンスケさん。
以前も記事にした『りんごかもしれない』、書店ですっかりはまりました。
当たり前に「りんご」だと思っていたものが、もしかしたら違うものかもしれない!と、
ちょっと疑ってみるというこの空想遊びは、絵にすると本当に面白いです。
その第2弾が『ぼくのニセモノをつくるには』、この2冊とも図書館へ入れました。
やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた君。
ロボットを作るために、ぼくってなに?じぶんらしさ…じぶんらしさとはなんだろう…?と考え、
改めて自分を考えることの面白さに気付きます。
面白いだけではなく、大人の思考にも十分耐える主題です。
そして、子どもから大人へ言いたいことシリーズ絵本が出ました。
『りゆうがあります』
「ハナをほじったり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。
こどもたちが、ついやってしまうクセ、それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです!」
その理由たるや、まぁ驚くようなものばかり。
さらに近々出版されるのが『ふまんがあります』
「おとなは夜おそくまでおきているのに、どうしてこどもには早く寝なさいっていうの?
だから、おとなっていろいろズルいと思うの!」
そう、大人はズルいのですよ。
絵本って、書店さんには申し訳ないけどその場で読めちゃうのです。
汚さないように、ページを折らないように、そぉっとページをめくると思いがけない展開に!
店頭で夢中になった、そんな絵本のひとつがこれ。
『パンダ銭湯』tupera tupera 著
お風呂に入る時のパンダには、トップシークレットがあったのでした!