今日の5時間目、響生の時間に私は全校生徒1,500名の前で朗読をしました!
私が1つの作品を体育館ステージ上で読むという、この(無謀な)読み聞かせは、
3年前から始まりました。
1回目は 宮沢賢治 『よだかの星』
2回目は 角田光代 『名前』 (短編集『Presents』より)
昨年はNHKアナウンサーの滝島雅子さんがいらしてくださり、
重松清 『また次の春へ』 (短編集『まゆみのマーチ』より)
いつもそうなのですが、何を読むかが大問題!!
音読して30分程度(文庫本で15ページ程度)、作品がそれで完結するもの、聞くのは高校生、
作品選びが上手くいけば、8割がた成功したようなものです。
この1か月、ネットで朗読ページを参考にしたり、
暇を見つけてはあちこちの図書館や書店へ通って本を次々と斜め読みしたり、
いろいろな方に恥も外聞もなく相談したり・・・
短編の森で迷子になり、短編の海で溺れかけておりました。
散々迷ってやっと決めた作品は、遠藤周作氏の『嘘』、短編集『天使』の中の一作品です。
決め手は17歳の女子高校生が出てくることと、聞いてわかりやすい言葉が使われていること、
ストーリー展開が最後までひきつける力を持っている事でした。
少し長いかも、と思い文を削ろうとしたのですが、削っても支障のない余分な文がなくて驚きました。
作家は文章を何度も書き直し、練り上げて完成させているのですね!
連日チコを相手に朗読練習をし、昨夜は「オペラ座の怪人」「SMAPライヴ」DVDを見て気分を上げて
今日に臨みました。
読み始める前はドキドキでしたが、読み進めるにつれ自分は作品の世界にのめりこみ、
生徒たちは水を打ったように静かに最後までしっかり聞いてくれました。
作品の題名を読み終わるまで伏せておいて、
終わってからみんなに考えてもらったりしたのも集中して聴けたのかなと思います。
放課後、図書館清掃の生徒たちと作品の話題になりました。
「あの終わり方が衝撃的!」「自分だったら続きはこうする!」
などと話が広がるのは、作品の持つ力なのかなとも思いました。
常連生徒たちも「お疲れ様でした~」「良かったですよ!」といろいろ言ってくれて、
(たとえ生徒であろうと)褒められて伸びるタイプなので素直に嬉しかったです♪
先生方からも「私も文通してました。」「ベルばら好きでした♪」「三浦友和なつかしい!」
等、生徒たちとはまた違った感想をたくさんいただき恐縮でした。
いつもそうなのですが、やる前は引き受けなければ良かったと後悔しきりですが、
終わった後は「やって良かったぁーーー!」
ご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
今日は今年産の新酒ワイン、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日。
お仕事が無事ひとつ終わったことを祝して、予約して手に入れた
「ジョルジュ・デュブッフ」の「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」で我が家で乾杯です♪
私が1つの作品を体育館ステージ上で読むという、この(無謀な)読み聞かせは、
3年前から始まりました。
1回目は 宮沢賢治 『よだかの星』
2回目は 角田光代 『名前』 (短編集『Presents』より)
昨年はNHKアナウンサーの滝島雅子さんがいらしてくださり、
重松清 『また次の春へ』 (短編集『まゆみのマーチ』より)
いつもそうなのですが、何を読むかが大問題!!
音読して30分程度(文庫本で15ページ程度)、作品がそれで完結するもの、聞くのは高校生、
作品選びが上手くいけば、8割がた成功したようなものです。
この1か月、ネットで朗読ページを参考にしたり、
暇を見つけてはあちこちの図書館や書店へ通って本を次々と斜め読みしたり、
いろいろな方に恥も外聞もなく相談したり・・・
短編の森で迷子になり、短編の海で溺れかけておりました。
散々迷ってやっと決めた作品は、遠藤周作氏の『嘘』、短編集『天使』の中の一作品です。
決め手は17歳の女子高校生が出てくることと、聞いてわかりやすい言葉が使われていること、
ストーリー展開が最後までひきつける力を持っている事でした。
少し長いかも、と思い文を削ろうとしたのですが、削っても支障のない余分な文がなくて驚きました。
作家は文章を何度も書き直し、練り上げて完成させているのですね!
連日チコを相手に朗読練習をし、昨夜は「オペラ座の怪人」「SMAPライヴ」DVDを見て気分を上げて
今日に臨みました。
読み始める前はドキドキでしたが、読み進めるにつれ自分は作品の世界にのめりこみ、
生徒たちは水を打ったように静かに最後までしっかり聞いてくれました。
作品の題名を読み終わるまで伏せておいて、
終わってからみんなに考えてもらったりしたのも集中して聴けたのかなと思います。
放課後、図書館清掃の生徒たちと作品の話題になりました。
「あの終わり方が衝撃的!」「自分だったら続きはこうする!」
などと話が広がるのは、作品の持つ力なのかなとも思いました。
常連生徒たちも「お疲れ様でした~」「良かったですよ!」といろいろ言ってくれて、
(たとえ生徒であろうと)褒められて伸びるタイプなので素直に嬉しかったです♪
先生方からも「私も文通してました。」「ベルばら好きでした♪」「三浦友和なつかしい!」
等、生徒たちとはまた違った感想をたくさんいただき恐縮でした。
いつもそうなのですが、やる前は引き受けなければ良かったと後悔しきりですが、
終わった後は「やって良かったぁーーー!」
ご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
今日は今年産の新酒ワイン、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日。
お仕事が無事ひとつ終わったことを祝して、予約して手に入れた
「ジョルジュ・デュブッフ」の「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」で我が家で乾杯です♪
皐月さんもお勧めの短編小説がありましたらどうかお教えください。
人に本を読んでもらうのも楽しいですよね♪
何とか好評のうちに終えることができホッとしています。
同じ朗読を聞いても、生徒の感想の多様さに驚いているところです。
文字から想像する力が育ちにくい現代ですが、
面倒くさいからと安易にTVや映画に流れてはダメだと痛感しました。
「ことり」私は予約中で、楽しみに待っています。
でも大変な分だけ終わった時の達成感は大きいですね。
私も聞きたかったわ。
日頃多くの情報刺戟の中で生きている子どもたち。視覚情報のない中で一心に聞ける物語とそのよき朗読者に会えた1500人は幸せでした。
今小川洋子さんの「ことり」を読んでいまして、『聞く』ということがどんなに奥ふかいところで為されることかと驚いています。
朗読会は「響生」の時間にぴったりでしたね。来年は年休取って見学に行こうかな。
でも、やるからには精一杯!と思っていつも真剣に取り組んでいます。
各クラスからの感想文にも嬉しい言葉がいっぱいありました。
Kyon2さんも、いい短編があったら是非ぜひ教えて下さいね。
(すでに来年の準備・・・)
準備にしても当日の朗読にしても、holyさんの読書量と知識があればこそ、
作品の深みがでて聴く者に感動を与えるのだと思います。
ステージのholyさんのお姿が…眼に浮かんでくるようです。
私も聞きたかったなぁ~。
皆さん誉め上手なので知らず知らずのうちに木に登っちゃいます。
ボジョレーは長く保管するものではないのでペットボトルでも品質に影響はなく、
軽いので人気が出ているそうです。
今年もこの季節になったなぁ、と恒例ののイベントになっています。
興味がありましたら、私の話も聴きに来てください。数時間前にfacebookに書きました。
そうそう、我が家も久しぶりにボジョレーヌーボーを買って、今、妻と飲んでいますが、我が家のはペットボトルの安い物です。