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展覧会 「和装の美」

2018-03-17 | アート
隣県で開催中の展覧会「和装の美~松園・清方・深水を中心に」を観てきました。

日本画の主要な画題として知られる、女性の美しさを描いた「美人画」、
それは室町時代の風俗画に端を発し、婦女子の衣装、容貌の美を捉える作品から浮世絵を経て、
近代の女性像へと変化と発展を遂げてきました。
特に和装の女性像はたおやかな仕草や表情が広く好まれ、人々の憧れや時代の風俗を映す鏡として、
多くの作品が描かれました。
美人画家として名高い上村松園・鏑木清方・伊東深水を中心に、
はんなりとした京美人から江戸の粋な女性の姿まで、さまざまな和装の女性を描いた作品がたくさん♪
 
左画像は、上村松園《櫻がり図》1940年代前半頃 株式会社ヤマタネ蔵 この時期にピッタリです!
上村松園の描く女性の絵は色使いもその仕草もとても素敵で、かつて展覧会にいってからファンです。
右画像は、伊藤深水《月の出》1962年 株式会社文明堂東京蔵 着物の配色と月を感じさせる構図が素敵♪

他に、奥村土牛、河合玉堂、河鍋暁翠、小倉遊亀、など主に山種美術館からの出品でした。
日本画以外にも、日本の伝統的な衣服である染織作品や和装にまつわる工芸品なども陳列されていました。

私は滅多に着物を着ないのですが、日本女性を一番美しく見せるひとつは着物姿と思います。
絵に描かれているのはハレの日の姿とは思いますが、着物はとても色彩豊かです。。
着物、裏地、襦袢、帯、帯揚げ、半襟、どれもが色と柄が違っていて、
季節に合わせた生地や柄の選び方や取合せ、重ね方でお洒落度がずっと増します!
日本人の黒髪と体型と穏やかな(地味目な)顔の造りに、着物はピッタリ合っています。

素敵な展覧会でした。

城址公園を少し歩いたら、満開の河津桜(かな?)が綺麗でした。
 
我が家の庭の、おチビ誕生記念樹の枝垂れ梅も今日の誕生日に合わせて咲き始めました♪
あれからもう4年、幼児からそろそろ少年になってしまうのかな…。
その成長が嬉しくもありちょっぴり淋しくもあり。

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