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ミュージカル 『レディ・ベス』

2017-10-22 | アート
帝国劇場でミュージカル『レディ・ベス』を友人と観てきました。
最近は劇団四季のミュージカルを観に行くことが多かったので、帝劇は久しぶり。

2014年日本初演のミュージカルで、16世紀イギリス・テューダー朝絶対王政全盛期の女王、
大英帝国の礎を築いたエリザベス1世の半生を描くミュージカル『レディ・ベス』。
脚本・音楽はすべて、ミュージカル『エリザベート』の作家&作曲家
脚本・歌詞はドイツの作家ミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲はハンガリーのシルヴェスター・リーヴァイ。

世界史の中に登場するエリザベス女王といえばイングランドの黄金期の女王で、
スペインの無敵艦隊を破ったり、プロテスタントとカトリックの争いを集結させて国内を平和にしたり、
多額の借金を緊縮財政により負債を返済し経済的にも発展させて、国に多大な功績を残しました。 
シェイクスピアやマーロウなどの後世に残る劇作家・詩人が活躍したのもこの時代です。
でも、エリザベス1世がイングランドの王位を継承するまでは波乱に満ちた人生だったのです。
 
この日のキャストは、主役レディ・ベス役は花總まりさん、吟遊詩人ロビン・ブレイク役に山崎育三郎さん、
メアリーと政略結婚させられたスペイン王子フェリペ役に古川雄大さん、
アン・ブーリン役は吉沢梨絵さん、家庭教師ロジャー・アスカム役は山口祐一郎と、
数多くのミュージカルスターが集結しています♪
特に育三郎さんと古川雄大さんの人気が凄いこともあって、観客の95%ぐらいが女性でした。
私たちの座席はなんと前から4列目!!
劇中で俳優さんたちが舞台のすぐ下の客席に降りてくるシーンでは、目の前に育三郎さんが!
マイクを通さない生の声が聴けてしまいました♪

花總まりさんはかつて宝塚の元トップ娘役で、その美しい歌声と可憐な姿にうっとり♪
顔が小さくてお人形さんのようでしたが、お年を知ってものすごくビックリしました。
そして、今まで知らなかったフェリペ役の古川雄大さんは相当なイケメン!!
スタイル抜群で、彼が登場すると客席の熱気がグンと上がるような気がしました。
来年のミュージカル「モーツァルト!」の主役に大抜擢だそうです。
私は7年前に「モーツァルト!」を同じ友人と観に行っていて、
その時、初の主役に抜擢されたのが山崎育三郎さん、また新たな歴史が始まりますね。
あのミュージカルから7年も経ったとは月日が経つのは何て早い!と二人でびっくり。

終演後は近くのホテルへ移動し、アフタヌーンティを楽しみました。
 
ウェルカムドリンクとしてお抹茶が付いていて、スイーツやスコーン、サンドイッチに、
大納言やうぐいす豆、きな粉、黒糖、ごま等を使用し和と洋の融合をテーマにしたそうです。
紅茶やハーブティはポットで提供され、お代わりも出来ました♪
おしゃべりはいろいろな話題にとんで、いつまでも話し続けられそうでした。 

この半年、イギリスづいています。
7月からはNHKのドラマ『女王ヴィクトリア 愛に生きる』を楽しみ、
今は『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 シーズン2』を楽しんでいます。
今、読んでいる本はカズオ・イシグロの『日の名残り』イギリス侯爵の執事の話です。

追記》
台風21号接近のため、明日10月23日、本校は休校となり、
予定されていたPTA学校見学会も残念ながら中止となりました。
生徒たちが通学に使っているJR湘南新宿ライン、上野東京ラインも始発から運休です。
地元の公立小学校中学校も休校となりました。
どうか大きな被害が出ませんように。

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