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絵本の原画展

2016-09-04 | 本の紹介
夏の間、絵本の原画展2つを観に行きました。
「ピーターラビット™展」と「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」です。

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム「ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展」

『ピーターラビット』を初め、ポターの作品を知人と原語で何冊か読みましたし、
埼玉県内にある「ビアトリクス・ポター資料館」にも友人と行ったことがあります。
残念ながら湖水地方へはまだ行っていず、いつか必ず行きたい地の一つです。
友人と連れ立って行った展覧会には、憧れの本の原画がい~っぱい展示されており、
1901年に自費出版された最初の『ピーターラビットのおはなし』の全原画44枚が日本で初めて一挙公開!
他に、水彩で描かれた絵本シリーズの自筆原画やスケッチ、草稿、など総数200点以上、
そのどれもに小さな動物や植物など自然への深い愛情が感じられました。
そして、今日9月4日はウサギのピーターのお誕生日だそうです♪

学校図書館にも、ポターの作品がはいっています。
左)『ピーターラビットの絵本 贈り物セット(全24冊)』福音館書店 素敵なボックス入りの絵本セット。
 
右)原語版『Beatrix Potter: The Complete Tales (Peter Rabbit)』23作品が1冊に収められています。

もう一つの展覧会は「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」、
絵本好きの友人から「良かったわよ~是非!!」と言われ、さいたま市浦和の「うらわ美術館」で。
4年間通った大学のある浦和ですが、駅が違いますしあの頃この美術館がなかったこともあり、
うらわ美術館へ行ったのは初めてです!(燈台下暗し…)
 
駅の近くのホテル3階にありました。
スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで開催される世界絵本原画展は今年創設50周年、
芸術性の高い作品や実験的でユニークな作品が集まる国際コンペティションとして知られています。
ブラティスラヴァに行ったことがありますが、こういう街とは全く知りませんでした。
第1部は過去半世紀の原画展と日本との歩み、第2部では昨年の受賞作品が紹介されていました。
左)今まで何十回と見た『スーホーの白い馬』の原画が見られて感動しました!
 
右)大好きな安野光雅さんの『旅の絵本Ⅱ』の原画!!津和野の安野光雅美術館にあるそうです。

私たちは絵本の中でそれらの絵を見ていますが、絵を描いているのは画家なのですよね。
絵本は世界中で何十万、何百万冊も出版されていますが、その原画はただ1枚だけ、
この展覧会で、絵本の原画を見て「絵本といえどもその絵は芸術作品だ」という思いを強くしました。
小さい本の原画がとても大きいものだったり、右ページと左ページが実は2枚の作品だったりします。
例えば『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』『ミッフィー』等の原画があったら、すっごく欲しいなぁー!
と、思いながらホテルレストランに入り、
国際コンクールで第2位を受賞したというチョコレートケーキを美味しくいただき満足しました♪

 

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