昨日夕方から埼玉県中央部に記録的短時間大雨情報が出されました。
埼玉県比企郡鳩山町では、午後8時までの1時間で110ミリ、3時間で263.5ミリ、
6時間で観測史上1位となる360ミリだったそうで、近隣の地域にも被害が出ました。
道路、橋、人家、施設、学校等、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
私が今まで経験した中で大雨が降って怖い!と一番感じたのは3年前の
台風19号の時、
あの時で24時間雨量475ミリだったので、昨日はきっと滝のような雨だったことでしょう。
今年の夏は大して雨の降らない空梅雨が6月末に開けてしまい、
その後、40度前後の猛暑が1週間も続き雷雨も全くありませんでした。
地面はカラカラ、草木や野菜が萎れてしまっているのをあちこちで見ました。
当園のブルーベリーも危機的状況で、このまま降らずに8月までいってしまったら、
今年はせっかく熟し始めた実も全部だめになるかもしれない、と暗い気持ちでした。
毎日、朝昼晩、時間さえあれば雨雲レーダーを見てはため息をついて。。。
昨日朝に、今後の予約を中止することに決めて、HPにもその旨を記載したところ、
多くのお客様からご心配いただいてしまいました。
でも、昨日夕方からこの地も雨が降って、ブルーベリーも息を吹き返しました!
大雨となった地の方々には申し訳ないけれど、恵みの雨、待望の雨☆
降ったとはいえこの地では今朝までに20ミリぐらいしか降っていないと思いますが、
葉っぱがツヤツヤになるなど、木の元気度が全く違います!
気候をはじめ、自然の力を変えることは人間には出来ません。
近年特に気候の状況が穏やかではなく、「観測史上」「季節外れの」等の言葉が付き、
予想・予報を越えて災害レベルにまでなるのが多いことに不安を感じます。