今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

終戦の日

2011-08-15 | 本の紹介
第2次世界大戦終戦から66年、今日は終戦の日です。
66年・・・今の日本人のほとんどが戦争を知らない世代、長い年月が経ちました。
でも、各地で様々な式典が行われ、
この日を忘れてはいけないという思いを新たにしました。

この春『永遠の0』を読んだせいか、今年の終戦の日は特別な思いがありました。

神風特攻隊員たちの遺書


この動画は特攻隊員の手紙を画像と共に流しています。
戦士は我が子と同じくらいの20歳前後の若者たち。
まだまだ人生これからという時に、
必ず戦死するゼロ戦闘機に乗るのはどれほど辛かったでしょう。
皆、無表情ですが、みんなの前では感情を押し殺しているのでしょう。

先日読んだ藤原正彦氏の『日本人の誇り』では、歴史の見方を考えさせられました。
私たち戦争を知らない世代は、
学校で教えられた通りに第二次世界大戦を「帝国主義による侵略戦争の果て」のように考えがちです。
でもこの本によると、南京大虐殺も終戦も違う事実があったとしています。
情報の統制により事実はどこかへ!?
原爆を落とされたり沖縄の地上戦は事実ですが、
日本人として大戦を汚点に思うことはない、先人たちは日本を守るために命を張ったのだ、
と述べています。

今年は、戦争と震災を一緒に語ることが多いです。
放射能の問題もしかり。
今の私たちが戦争を全く知らないほど豊かに暮らしていたのと同じように、
せめて十年後の日本では、すべての問題が解決されていることを祈っています。

例年、地元ではこの日に花火大会を催していますが、
今年は自粛で中止となり、「猪俣百八燈」という伝統行事だけが行われました。
花火大会は町一番のイベントなので、今年はちょっぴり淋しい夏です。