今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

私の夏休み ライブ編

2011-08-10 | 音楽
夜、代々木第一体育館には幅広い年代の老若男女が続々と集まっていました。
平日の夜、仕事帰りと思しきサラリーマンやキャリアウーマン、
就活中と思われる大学生もちらほら。。。

小田和正ライブツアー2011 「どーもどーも その日が来るまで」
一日千秋の思いでこの日を待っていましたーーー!
あの小田和正サマの美声を、直に聞けるのです。

高校・大学時代、「OFF COURSE」の音楽にすっぽりはまり、
ファンクラブに入り、武道館の解散コンサートへ行き、ずっと応援してきました。
(語り出すと長いので、この辺で・・・)
5月に予定されていたライブが震災の影響で延期となり、
やっと開催決定となりました。

席は1階の前から14列目、
体育館全体に花道が通されているので目の前に来てくれればかなり近い!!
夜6:30、白の衣装で(63歳なのに)颯爽と走って登場!

6面の大型オーロラジビョンに映し出された小田さんの顔はそれなりに年を重ねていますが、
高音まできれいに透き通るような美声は以前と全く変わりません。
花道を走り、降りて観客にマイクを差し出し、遠くの席の方に手を振り、
みんなをもてなそうという温かい気持ちがあふれていました。
観客も、総立ちで手を振り飛び跳ねて声を張り上げたり(肩こりがすっかり治った!)、
ピアノを弾く(ステキ♡)バラードの時はシーンとして静かに聞いて、
昔の映像には「若い~♪」と笑い合ったりとっても楽しめました。

小田さんの歌は、以前から(還暦過ぎた)今までずっと一貫して愛の歌です。
歌詞の一つ一つが心に沁みて、
昔を思い出したり、今を考えたり、震災を思ったりして涙がこぼれました。
OFF COURSE時代の歌から、4月に発売されたCDまで37曲を体中で歌ってくれ、
アンコールに3回も応えて、終わったのは開始から3時間以上たった10時近くでした。
あの広い体育館を一体何周したでしょうか!?
録音されたものではなく、全部マイクを通して歌っていました。
だって、間違えたりしたこともあったから。。。ウフフ。。。

これから行く方のために曲名はひかえますが、
アンコールで歌った「生まれ来る子供たちのために」は本当に今の日本を考えさせられました。

本当に良かったーーーー!
最高の夜でした♪

私の夏休み 美術館編

2011-08-10 | アート
この2日間、私の夏休みでした♪
東京で好きな事ばかりを満喫しました!

ず~っと前から一番の楽しみにしていたのは
小田和正サマのライブへ行くこと♪
2年前せっかくやっと取れたチケットを風邪のために泣く泣く諦めたので、
こんどこそーーーーー!!

ライブは夜からなので、その前にこちらへ。
「ワシントン ナショナル・ギャラリー展」~これを見ずに印象派は語れない~  六本木の国立新美術館
 

ヨーロッパ駐在中にヨーロッパの美術館にはかなり行ったのですが、
それ以外の(アメリカ・ロシアなど)の美術館には行ったことがないので、
来日したら必ず見に行くようにしています。

展示は四部構成で、展示点数は全部で83点とそんなに数は多くありません。
1 印象派登場まで
2 印象派
3 紙の上の印象派
4 ポスト印象派以降
モネ、ドガ、ピサロ、ルノワール、モリゾ、セザンヌ、コロー、ロートレック、スーラ、ゴーギャンン、ゴッホなどなど
著名どころがずらり!そのすべてが個人からの寄付によってのもの。
アメリカの実業家の財力と、そのお金の使い方には感心します。

一番見たかった絵はこれ!

「日傘の女性、モネ夫人と息子」

今回の絵は、女性の顔立ちがはっきりと描かれています。
モネが夫人カミーユと息子ジャンのこの絵を描いた後、夫人は亡くなってしまいます。

同じ構図の絵がパリのオルセー美術館にあります。


オルセー美術館のものはこのように並べて飾ってありますが、
その顔がはっきりとは描かれていません。
約10年後に夫人と息子の絵と同じ構図で描こうとした時モデルは友人の娘さんでしたが、
亡くなった奥様のことが思い出されて、顔を描けなくなったのかもしれませんね。
(と、私は思いたい!)
夫人と息子を描いた絵はしっかりと人物を描いていますが、
オルセーのものは人物が風景に溶け込んで風景の一部であるような気さえします。

その息子ジャンが真夏の庭にいる「ヴェトゥイユの画家の庭」もとっても良かった♪


大きな向日葵の下に立つ麦藁帽子・半ズボン姿の息子ジャンが可愛く、
絵から真夏の光を感じました。

それから、ルノワールの「ポン・ヌフ、パリ」


セーヌ川にかかる今のポン・ヌフを思い浮かべたり、
空・川・人々・建物の感じが気に入りました♪

次にここへ。
「あこがれのヴェネチアン・グラス」 サントリー美術館


我が家にもベネチアのムラーノ島で買ってきたベネチアングラスがあります。
 
左のカップ部分に、マリーアントワネットとルイ16世が彫刻されています。
実用品ではなく、すべて手作りのこれはもう芸術品のようです。
右は日本で出会った物ですが、深い赤と金彩に魅了されました!

いよいよ夜!
代々木第一体育館で小田和正ライブツアー2011 「どーもどーも その日が来るまで」
それは別記事で♪