万葉集に、もっとも登場する植物は、秋に花咲く萩。次いで、早春の梅である。
「梅の花 夢に語らく 風流(みやび)たる花と吾思ふ 酒に浮べこそ」(万葉集)
先日、郷里・金沢で造られる日本酒「福正宗」をもらって飲んだ。金沢で暮らしていた頃、お正月など、わが家では、いつも「福正宗」だった。なつかしく感じた。自宅用に日本酒を買うとき、つい加賀のものに手を出すのだが、「福正宗」は、余り見かけない。
「福正宗」をもらうのが、今だったら、窓辺の白梅から花弁をとって浮かべてやってもよかったのに。別の酒でもいいのだろうが、「福正宗」が一番ぴったりくるように感じて。
正月のお菓子に福梅というのがある。
「梅の花 夢に語らく 風流(みやび)たる花と吾思ふ 酒に浮べこそ」(万葉集)
先日、郷里・金沢で造られる日本酒「福正宗」をもらって飲んだ。金沢で暮らしていた頃、お正月など、わが家では、いつも「福正宗」だった。なつかしく感じた。自宅用に日本酒を買うとき、つい加賀のものに手を出すのだが、「福正宗」は、余り見かけない。
「福正宗」をもらうのが、今だったら、窓辺の白梅から花弁をとって浮かべてやってもよかったのに。別の酒でもいいのだろうが、「福正宗」が一番ぴったりくるように感じて。
正月のお菓子に福梅というのがある。
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