新古今和歌集の春歌下には、季節の花としては、桜、山吹、藤が出てくる。桜については、単に桜と言うだけでなく、山桜や八重桜も。
他に、植物としては、緑なす杉、苔、松が詠み込まれている。
また、ただ「花」とだけのもある。それは、一般的には、桜を指しているようだが、次のような歌は、作者の思いは、そこにとどまらぬ。
花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る(式子内親王)
内親王のながめた散りゆく花とは何であったのか。
むなしき空に降る雨とは、何であったのか。
花といい、雨といい、内親王の白き胸を染めたものは・・・・となる。
他に、植物としては、緑なす杉、苔、松が詠み込まれている。
また、ただ「花」とだけのもある。それは、一般的には、桜を指しているようだが、次のような歌は、作者の思いは、そこにとどまらぬ。
花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る(式子内親王)
内親王のながめた散りゆく花とは何であったのか。
むなしき空に降る雨とは、何であったのか。
花といい、雨といい、内親王の白き胸を染めたものは・・・・となる。
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