イチジクと「子女の教育」

2008-05-30 | 【樹木】ETC
 昨日のブログにあげた「無花果を屋敷内に植えると病人絶え間なし」という物言いは、「カラーブックス植物 故事ことわざ(近藤浩文著・保育社)」に載っていたものだ。そのように言われるわけを記したあとに、イチジクが厭われる因のひとつとして「その果実の色や姿が、子女の教育上、好ましくないことにもよる」とあった。
 イチジクの実のポッテリした感じから、何を連想してのことかは分かる。しかも、実をもぐと白い液が出たり、実の尻にある穴も気にすればと言うことで、連想はひとつのエリアに集まる。確か、あの穴は、蜂の出入り口。実とされる内にある粒々は花で、その花が受粉するための蜂の出入り口であるが。
 淫猥系で言い出したらきりがない。ポッテリした実をパックリと口に入れるなんてということにもなる。それにしても「子女の教育」とは、よかったな。

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